君との関係 06 「汁出てるけど。さっきの、そんな気持ち良かった?」 「っふ、」 困った顔まで可愛い。縋るような眼で見て来るのが愛しい。 もっと見たくなる。 玩具をちらつかせ、大成の内腿を撫でる。 「大成、ちゃんと教えて? ココ、こんなにして。気持ち良かったのか?」 「ん、ン、」と小さく声を漏らしながら、大成は躯を震わせる。 ぎゅうと目を閉じたときに、涙が一筋伝った。 それでも、こくんと肯く。 「っ!」 悔しそうなその表情から、本当に『そう』だったのだと知れる。 俺はまたゴクンと喉を鳴らした。やばい。歯止めが、利かない。 「大成って、ホント淫乱なんだ」 熱くなる躯とは裏腹に、冷淡な声が出る。 大成はもう否定も出来ずに赤い顔を背けている。 「気持ち良かったなら、もっとしてやるよ」 俺は再び玩具のスイッチを入れた。コードを持ってぶらつかせ、そっと大成の玉袋に当ててやる。 「ひッ! あっ! ぁッ! やッやめっはン! や、ッあ! ヘイ…っ!」 揺れる玩具が玉袋に当たる度にビクン、ビクン、と大成が跳ねる。 さっきと違って押し付けていないが、直の刺激だ。大成のペ○スは腹にぱたぱたと泪を散らし続ける。 いつの間にか大成は片足を膝の衣類から抜いていて、軽く脚を開いて腰を揺らしていた。 快感による無意識の牡としての行動だろうが、卑猥過ぎる。 ペ○スから零れる泪を今度はア○ルに塗りつける。途端、ソコがきゅうっと締まって、大成の身体中が緊張したのが判った。 「へぇ、知識はあるのか」 [*前] | [次#] 『雑多状況』目次へ / 品書へ |