治して、先生。 08 「いいね、いい子だ…いっぱい出して。もっと…井之崎君の前立腺、まだまだコリコリしてるから」 ヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィッ! 「ひぅ゙ぅゔう! ッも、もぉ無理ッ! もぉ無理ぃ゙い゙っ!」 「無理じゃないよ、これは治療だから」 ヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィッ! 「はっ! あ゙ーッ、あ゙ぁ゙ああーッ!!」 ヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィッ! 「や゙アあ゙あッ──っ! ひぐっゔあああ゙っっ!」 ヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィッ! 「あ゙あ゙あ゙ーッ、ゆ゙ッ、ゆぅしてええ゙えぇ!!」 泣きじゃくり許しを乞う少年の悲鳴じみた嬌声は、その姿に昂奮しかわいいとしか思う事が出来ない霜月にとって、ただひたすらに心地よいBGMでしかなかった。 看護師達への根回しも当然済んでいる。 凶行を止めるものなどなにもないが故に、彼は修右の潮やら精液を頭から被る事になっても延々と前立腺を虐め続けた。 「も…ッも…っゃめ、げほっ…あ、あ゙ッあ゙ッ…!」 ヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィッ! 「あ゙ア゙…ッ! ア゙──ッ、や゙ああ゙…ッッ!」 ヴィヴィヴィ、… 「…ああ。たくさん出たね…」 我に返ったのは、何分後だったのだろう。何十分後、の方が正確かもしれない。 ベッドはなにか分からない体液でしとどに濡れそぼり、修右の直腸は血流が上がり過ぎて熱を持って腫れ、男性器は完全に力を無くして垂れていた。 あんなに生気に溢れていた少年の躯は痙攣するばかりで、愛らしい顔は涙と涎でぐちゃぐちゃで、ほとんど失神している。 霜月は肛門鏡を適正に引き抜き、修右の拘束をすべて外して乳首の吸引ポンプも外した。 「ぁあん…はっ…ぁ、ゃあ…」 真っ赤に腫れたそこは、触れて欲しいとばかりにびんびんに勃起している。 出来上がったのは、処女なのに熟れ切った直腸と、受け容れやすく僅か開きひくつく肛門と、ドライオーガズムを強制的に仕込まれた前立腺と、男性器ほどの感度にされた肥大乳首を持つ、小柄で蕩けた表情の、高校生男子。 絶叫し過ぎて掠れた声で咳を繰り返す彼は、霜月の『作品』の中でも最高傑作と言えた。 なんと言っても、まだ意識がある。 ぎりぎりとは言えど、まだ、反応があるのだ。 「駄目だ、井之崎君…。ご覧の通り胸の肉芽からは悪いものが分泌されてない」 「ひぁッ…ぁ、ぁん…っぁ…っ」 簡単に指で抓めるようになった乳首を親指と人差し指でダイヤルみたいに捏ね、1cm以上に伸ばされた乳頭を指の腹で扱くと、体液でてらてら光る修右の腰が未だくねる。 「ぁあ…っ、はっ、ぁ、ぁんっ…」 気持ちいい、と蕩けた瞳が明確に語っていた。 「前立腺もまだコリコリしているし…散々はしたなく体液をぶち撒けてくれたけど、まだ毒素は出し切らなかったみたいだ」 「っは…ぁ、ッ…そ、なぁ…」 容赦なく与え続けられる凶悪なまでの快感によってまともな思考などとっくに吹き飛び、修右はただ霜月の茶番に縋る事しか考えられなくなっている。 [*前] | [次#] 『雑多状況』目次へ / 品書へ |