聖夜のナマ配信

08


 俺は無我夢中でイケメンに縋り付き、もう撮られてるとかそういう事がすっかり頭から吹き飛んで、とにかく逃れたくて腰を揺らす。


「ッァ、ひ、ぅ…ッひ、ッ、ぅ、ゃ、ら…っ、ッと、てっ、とっ、てぇえ…っ」


「かわいーちん振りダンス〜。お前らにも見せてやるよ」

 イケメンは俺の躯を膝の間に倒し、カメラに向けて所謂まんぐり返しの状態に押さえつけた。

 また勃ち始めた俺の性器も、なにかを咥えてヒクヒクしてる秘孔の辺りも丸見えだろう。さすがにカメラを眼前にすれば、俺も思い出す。


「んッ、ッく、ゥ…っ、っく、ぅ、ゃ、らあ…っ」

「さっきのちん振りダンス見せてやってよ。ほら」

「はッ! やッ…!」


 秘孔に埋まっているなにかをぐいぐい押し込まれて、また目の前がちかちかした。

 また逃げたくて腰を揺らすと、イケメンが望んだように俺の性器は情けなくぷるんぷるんと醜態を晒し、…止まらない。


「ぁっぁっぁっ、ゃ、やめ、ッぁっひく…っ! っふ、ぁ、ゃああ…っ」


 ただでさえ止められないのに、俺の躯の動きに関係なくイケメンが奥のシコリを練り潰す。


「[勝手に腰振ってる][エロ過ぎダンス永遠に見たい]、[エネマ押すのやめてやれw マジで狂うw]? あはは、やーエネマグラで悶えてんのっていいよな。調教してる実感あるわ」

「ッぁ、ぁん…っ! ゃ、っら、らめ、動かさな…っ! ゃ、あ…っひ、ぅ…ッゃ、ぁっぁんっ」


 きゅん、きゅん、と圧し搾られるような感覚。

 さっきたっぷりとイケメンの性器で刺激された時よりももっともっと強迫的な実感は、俺にもあった。

 どんなに泣いたって、許してもらえないような。


「ゃ、ら…っひくっ、ふっ、も、も、ゃ…っ」


 既にガチガチに勃起した俺の性器からはまたダラダラと愛液が溢れているが、触られていないから達する事が出来ない。

 擽ったいような、なにかが漏れてしまいそうな。


 秘孔なんかに性器をぶち込まれ、中出しされた時点で最早俺のオスとしての矜持はずたずたなのだが、まだ足りたいのか。

 …なんて、まともに考えられる状況ではないから、俺はただひたすらに喘ぎながらゆさゆさと腰を振る。


「サンタさん、ズボンの股びっちょびちょだぜ。ち○ぽ振り振りし過ぎだって、犬の尻尾かよ。…ほら、[我慢汁振り撒いてる]、[飴細工かよw]はは、描写綺麗過ぎんだろインテリか。[もっとキスして]? 欲しがんな〜、じゃあサンタさん、チュウするよー」

「ん、む、…っ、…ッは、ぁむっ! ッん、っは…! は、ふッむ、」


 柔らかい唇が俺の唇を食み、俺の躯がくねる。と、ぎゅううッ! と奥のシコリが変なものに押されて──俺の秘孔が変なものをより咥え込んで、



「ッぁッぁんっ、ッぁむ、っん、んゥ…ッ、っん、んぅゔ〜〜〜ッ!」


(なんかッなんかクる…ッッッ!)


 目が回る。

 腰どころか全身がガクガク震えて、ぎゅむぎゅむ奥のシコリが更に間断的に潰されて──弾けた。



「んんんぅ…ッ! んんゔ!!」



 暴れ回る甘くてきつ過ぎる痺れに絶叫する俺に、けれどイケメンは慣れた様子でキスし続けた。


 長く長く感じる絶頂が過ぎ去り唇が離された時には、俺の躯は完全に虚脱していた。

 ひく、ひく、と下腹やら爪先やらが痙攣しているものの、俺の意思ではもうどこも自由にならない。


「はッ…はぁっ…はあっ…はっ…はぁ、っは、ァ…っ」

「初メスイきおめでとサンタさん


 視点もまともに定まらない俺に、明らかに肉欲に染まった目のイケメンが囁く。


「はっ…は、ぁ…っ、め、す…イき…?」
「ほら、サンタさんのち○ぽ、がちがち…
「ッァん…っ、ぇっ、なん、でぇ…っ?」

 イケメンの太い指がシコシコと俺の性器を扱いて、また腰が跳ねて秘孔がきゅんきゅん締まった。


(イった…っ、ぜったい、イったのにぃ…!)


 またすぐにでもあの強過ぎる痺れが腰の真ん中から溢れ出して、新しい涙が浮く。

 終わらない…!

「っや、らぁあ…っ!」


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