only me

11


 目の前がちかちかして、ムスコが熱くて腰の後ろからぞくぞくとなんかが走って来る。
 初めての感覚に、こわくなる。
 とめどなく涙が溢れるのに、真島が明らかに嬉しそうな、欲情し切った顔をしているのも怖くなる。

「ま、しま…っ、まし、まぁ…っ」
「かわいい…みゆき…」

 必死に首を振る俺にキスを落として、俺の乳首も扱き始めた。

「ひぁっ…!?」

 びくんッ、と勝手に躯が跳ねて、躯の中にわだかまっていた『なんか』が、電撃になってアタマもカラダも真っ白になった。

「ぁ、あ…ッ? あ、あ…っ」


 気付いてしまった。『なんか』が、『快感』だと。


 きゅむきゅむきゅむ、
 こすこすこすこす、

「ぁっぁっぁっ、ぁっ…ァ…!」

 くちゅっくちゅっくちゅっくちゅっ
 くちゅっくちゅっくちゅっくちゅっ
 くちゅっくちゅっくちゅっくちゅっ

「ァッあ──!」

 ビクッ、

「みゆき、」


 びくびくびくびくびくびくびくびくッ!!


「ぁ──、ぁ、…っ、ぁ、ぁ…っ、ゃぁ…」

 きゅむきゅむきゅむ、
 こすこすこすこす、
 くちゅっくちゅっくちゅっくちゅっ

 ビクっ…びくびくッ…、びくんッ…!

「ぁ、ゃぁ…ま、っん、ふ…っ、ま、っぅ…」

 こすこすこすこす、
 くちゅっくちゅっくちゅっくちゅっ

 びくびくっ…ビクンッ…

「ま、て…ゃ、ぁッ…、とめ、て、とめ、てぇ…っんっんっ…!」




- 231 -
[*前] | [次#]

『雑多状況』目次へ / 品書へ


 
 
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -