only me

10


 ぐに、と先っぽを真島が握り締めると同時に根元も締めてきたものだから、痛みで快感が急激に遠のいて、違う意味の涙が零れた。
 はくはく口を動かすしか出来ない俺に、真島は完全に征服者の眼で笑う。

「乳首でイきたかったか? みゆき。見えるか? 乳首真っ赤でビンビン…」

 でも俺はもう出したいばかりしか考えられなくて、真島のTシャツの胸倉を掴んで、顔を埋める。



「も、ちくびでもなんでもいいからぁ…」



「…」

 真島は応じない。
 俺は顔を隠しているし、なんとか落ち着こうと必死だ。ただ、なんかごそごそやってんのだけは伝わって。

「ひッ!?」

 突然真島が俺のムスコを握ったから躯が跳ね上がった。
 慌てて見ると真島の片手には俺のムスコ。もう片方の手には細くて長くて銀色の、綿棒みたいなもの。

「な、なんだ、それ…なに…」
「なんでもいいんだろ? 君が悪いんだぞみゆき。俺だっていきなり使うつもりはなかった」
「な、に…な、ッあ゙!? あ゙ぁ゙ッ、ぅ゙ぅ゙…ッ!??」

 くぷっ…!

 と。
 真島は綿棒みたいなソレを、俺のムスコに突き刺した!

「ぁ、ぐぅ…っ!? ぅ゙ぅ゙ぅ゙!?」

 くちゅっくちゅっ、くちゅっくちゅっ

「尿道責め、って言うんだけど。さすがに我慢強いな。突っ込むべきものに突っ込まれて、どうだ?」

 くちゅっくちゅっ、くちゅっくちゅっ

「ぁ゙あッ! あ゙…っ!」



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