お父さんといっしょ

09



 やめさせたい。
 やめて欲しい。
 やめて欲しく、ない。

 相反する怜の気持ちの葛藤に終止符を打つように、太一の舌が牡の先端のワレメをなぞった。

 ヌルっ…

「ふぁッあッひッ、ひぃん…っ、あっあっあっ出ッ…──!」

 目の前が弾けた。


+++


「ただいまぁ。怜くん、お疲れ様、ホントにありがとう」
「い、いや…。みどりこそ、お疲れ様、おかえり」
「ッきゃーあっ」
「たっくんもただいま。いい子にしてた?」
「ぱーんぱぁっ」
「あら。たっくんったら怜くんの方が好きになっちゃったのかなー?」
「みぃーく」
「ミルク?」
「わっわっ、な、疲れてるだろうし、ご飯にしようよ」
「あ、そうね」
「っきゃーあ!」



end.

- 112 -
[*前] | [次#]

『雑多状況』目次へ / 品書へ


 
 
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -