お父さんといっしょ 09 やめさせたい。 やめて欲しい。 やめて欲しく、ない。 相反する怜の気持ちの葛藤に終止符を打つように、太一の舌が牡の先端のワレメをなぞった。 ヌルっ… 「ふぁッあッひッ、ひぃん…っ、あっあっあっ出ッ…──!」 目の前が弾けた。 「ただいまぁ。怜くん、お疲れ様、ホントにありがとう」 「い、いや…。みどりこそ、お疲れ様、おかえり」 「ッきゃーあっ」 「たっくんもただいま。いい子にしてた?」 「ぱーんぱぁっ」 「あら。たっくんったら怜くんの方が好きになっちゃったのかなー?」 「みぃーく」 「ミルク?」 「わっわっ、な、疲れてるだろうし、ご飯にしようよ」 「あ、そうね」 「っきゃーあ!」 end. [*前] | [次#] 『雑多状況』目次へ / 品書へ |