Hunt your... 06 「んひゃあァ?!」 萎えていたクロウの性器が、一気に腹に着きそうなほど勃ち上がり反り返る。 「んぁあ…っ! な、んで…! い、いたぃ…っ熱いぃ…ッ」 「従属する気分はどうかね? 性的興奮もしていないのに、勃起させられてしまう気分は?」 がくりと膝をつき、自らの肩を抱き締めてガクガク震えるクロウを見下ろす。 征服する悦びにワイズが手を伸ばし、顎に添えようとすると、ところがクロウはその手を払い飛ばした。 「っは…! 最悪だよ、ド変態の、化け物ヤローが…っ!」 その言葉に、睨め上げてくるその顔に、一瞬ワイズは呑まれて。 それから、高らかに笑った。 「君は最高だなクロウ! いいだろう、その化け物に犯され快楽に狂うがいい!」 「ッわ…っ!」 挑発に乗るかのように、クロウの白い躯を押し倒し、尻を持ち上げるようにして膝の裏を押さえ、腿を開いた状態で腹につける。 性器も秘孔も丸見えだ。この体勢だと、クロウからも股間がよく見えるだろう。 かぁあ、とクロウの顔が赤らむ。 「や、やめっ…! 見るなっ!」 手をバタつかせるので、念じて頭の上で組ませた。脚は膝の裏を押さえているので動けはしない。 胸に光るロザリオが眩しい。 血が集まり色のついた性器に、舌を絡める。途端、ガクガクと壊れそうなほどクロウの脚が震えた。 「ぅあぁ゛ッ! やめ、やめろ…ッ! き、汚…っ」 恐怖と羞恥に見開いた青の目が、ワイズの一挙一動を見守る。 [*前] | [次#] 『幻想世界』目次へ / 品書へ |