Hunt your...

05


 ワイズは近寄って、そのロザリオの表面をそっと撫でた。

「十字架は持たないのでは?」
「お前を消すためじゃない、俺の信仰だっ」
「ほぅ、それはそれは」

 楽しくなってワイズはロザリオをクロウの唇に咥えさせ、逃げようと細かく震える躯に舌を這わせた。まだ大人しい胸の飾りを舐め回し、むしゃぶりつく。

「ッふ、う…っや、めろ…ッく、ソ野郎…っ」

 クロウが悪態をつくと、当然ロザリオはちゃらり、と胸に落ちる。それをまた唇へ運んで、ワイズは若い躯を味わった。

「背徳的で、制圧的で、とても良い眺めだ」
「んく…っく、ぅ…」

 尖らせた舌でチロチロと乳輪を刺激する。片手はクロウの首筋を撫でる。
 指のひとつひとつの動きに反応して、躯をビクつかせながら悔しげにロザリオを噛む姿に、ワイズはこの上なく興奮した。

「んんぅ…っんッ、んッ、ゃめろ、変、タ…」

 懸命に頭を振り、涙を浮かべて恥辱に耐えるクロウ。
 ワイズは微笑み、首筋の噛み傷を舐めた。

「あぁッ!」
「その憎まれ口を、全て可愛い嬌声と懇願に変えてあげよう」
「ひ、ぁあッ! ぁんッ、ンんっ、やめ、ろぉ…っ!」

 ぷくりと勃ち上がった小さな胸の飾りを指で弾く。萎えたままの性器に手を伸ばす。

「クロウ。面白いものを見せてあげよう」
「さわ、ん、なぁ…っ」

 喘ぐように言うクロウに笑みを向け、きゅ、と握り込みながらクロウの血に思念を送る。

 途端。


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