In the BAVEL 08 グチュっ、ズ、チュっ、グチュッ こんな、ことになっているというのに。 「あっ、あっ、はあっ、や、ら…っ、やらぁッ…！」 ズチュッ、グチュッ、グチュッ 「き、もち…ィッ…！」 抗えない。 一度認めてしまったら、躯はもはや歯止めが利かなかった。 蕾への刺激に喘ぎ、性器への攻めに啼く。 赤く腫れ上がった性器は限界で、硬く挙上した陰嚢は熱い。 イきたい。 「あっ、あっ、ナッ、な、なァ…！ な、な…！」 液体――スライムと男は言っていたか――の名を、荒い呼吸の下から呼ぶ。 ナカの襞をめくり上げ、液体を染み込ませるかのように全体を擦り上げ、直腸に満ちてはうごめくナナに、自分がなにを告げるつもりなのか。 下腹部に募る吐精感と、双丘の奥からじんじんと躯中へ響く甘い痺れ。 「…ッな、な…！ ナナ…ッ、ぁ、ああっ、ぃ、イか、せ…ッ！」 液体が動くたびに蕾を開かされ、突き入れられて収縮する。 季の蕾の動きが気に入ったのか、ナナは更に抽送の速度を早め、季はキュウゥ、と乳首を摘まみ続ける。 律動のたびに、ビクン、ビクンと躯が跳ねた。 ――ゃっ…、も、も…ッ、イくっ…!! 「ッは、ぁあああんッ！」 ビクビクビクビクッ！ ビクッビクッ…ビクっ…ビクン…っ [＊前] | [次＃] 『幻想世界』目次へ / 品書へ |