In the BAVEL

07



「やめっ…ゃ、ぁ、…っはぁ…ッ、こわ、れ…ッ」
 ぢゅぷぷっ
「ふぁあ゛あああッ! ひぐっ…や、めッ…!!」

 ナナが狭い尿道を再び逆流し始めた。目の前が弾けるような感覚に、季は全身を跳ねさせる。

「ぁ、ぐ、ぅ、う、う…ッ、ぃぅ…ッ! ぅ、や、あ…!」

 ナナが液体だからなのか、痛みはなかった。膀胱を徐々に圧迫されて、とんでもない排泄欲が募っていく。
 耐えようと手を握れば、自分で乳首を刺激してしまう。

「ひゥっ…! ん、ぁ、ああ…っ、ゃ、ああぁ…ッ!」

 気付かないくらい少しずつ太く硬くなった液体が、激しくピストンを再開した。

 ズチュッ、グチュッ、グチュッ
「ふあッ! あっ、あっ、あっ、だ、め…ッぁん、ぁッ、ぁん、ら、めェ…ッ」

 ナカが熱くて、擦られる度に快感に躯が震える。
 脚は大きく開かされ、もしもカメラが天井にあるならば、きっとナナに犯された場所が丸見えになっているだろう。透明な液体に貫かれた性器と蕾が。

 必死で首を振りながら、季は拒絶しようとする。

 こんな。

「いやら…ッ! いやらぁああ!」

 湧き上がってくる衝動が、出口を塞がれて放出できない。
 前から後ろから、鋭い動きで躯の中心を攻められる。
 強過ぎる快感は既に季の理性を蕩かしてしまい、開いた唇からは唾液が糸を引いて伝った。

- 62 -
[*前] | [次#]

『幻想世界』目次へ / 品書へ




 
 
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -