僕らの長い夏休み

08


 じゅるじゅると抜き挿しするだけで躯全部を引っ張られて押し上げられる感じで、びりびり躯全部が痺れて、…気持ち良くて、お漏らししたくて。
 
『さすまた』の左右に僕と浅緋が向かい合う形にされているから、僕らの躯は下から突き上げられる度に擦れ合って、僕らのちんちんが揉みくちゃになる。それさえ、気持ち良くて。


「ぁッぁッ…! ひなっ、ひなにぃちゃっ…!」
「ぁんッあぁッ! ぁさひっ…! あさっ…!」


 柔らかい浅緋のキンタマが僕のちんちんを撫でて擦る。

 ぐっちょ、ぐっちょ、ぐっちょ

 ほとんど一緒のリズムで僕らは揺さぶられてるけど、みちみちのおしりのナカでぐぷぐぷ抜き挿ししながらうねってるから、浅緋もきっとずぶずぶされてる以外にも刺激をされてるに違いない。


 ぢゅる…っ、

「ぁ、っふぁ…」


 ようやく浅緋のおっぱいをいじめていたふたつのチューリップが離れた。

「ぁ、ぁっぁっ…」

 僕はおしりを掻き回されながらも、そこから目が離せなくなった。


 一緒にお風呂に入った時に見たおっぱいとは全く違っていて。真っ赤になって、ぷっくり膨らんでいて、チューリップのねばねばした液体でてらてら光ってて。

(…すごく、おいしそう…)


 ぬっちゅ、ぬっちゅぬっちゅっ!

「ぁっんっ…っ、ぁ…っ、…ん…っ」

 ちゅぷっ、れろっれろっ

「ぇっ、ひなっ、にぃちゃっ…ぁッあ!」


 僕は吸い寄せられるみたいに浅緋のおっぱいを咥えて、舐め弾いた。


(ぁ…、あま、い…)


「ん…っ、あさひ…っんっうっ」

 ちゅっぢゅっ、ぢゅぅっ

「ぁっあッ! ひなにぃちゃ…っ、ぁっおっぱぃ…ちゅうちゅう…気持ちい…っ」
「んっん…ッ! あさひっ…」


 甘いのはチューリップの液体なのか、それとも浅緋のおっぱいが本当に甘いのか、他の人のおっぱいなんて吸った事がないから分からない。

 とにかく僕はおしりをずぶずぶ御神木に突かれて、熱くなって汗ばんだ躯を重ね合わせながら僕は夢中になって吸い続けた。

 蔓で締められててお漏らしできないから僕のちんちんは限界まで真っ赤に腫れ上がってて、そこが気持ち良くなれないからなのか、おしりのナカはすごくすごく気持ちいいし、浅緋のおっぱいを舐めてる舌さえ気持ち良くなってくる。


「ひな、にぃっ…!」


 しゅるりと蔓が浅緋に絡みつき、ぐいと僕の方に躯を倒した。ちゅぱっと僕の唇から浅緋のおっぱいが離れて、


「あっあっ! あーっ! あさひぃ…! それ…っそれぇ…!」

 ぞくぞくぞくッ!


 浅緋の舌が、また僕のちんちんに押し付けられて、頭がぐちゃぐちゃになった。ちんちんは苦しいのに、とにかく気持ち良くて。

 しかも。


「ん…っ、ひなにぃちゃんの…っ、んッんぅっ…! ぉいし…っ」


 ぴちゃっ、ぺろっ、と、さっきよりも積極的に浅緋がちんちんを舐めてくるから、ぎちぎち蔓がちんちんに食い込んで、気持ちいいのに痛くてつらくて、堪らない。


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