DA-DA

05



「乳首どうされんのが好き? 先っぽナデナデ?」
「っふ…ッ! っふ…ッ
「それともきゅーッて抓まれんのが好き?」

 シャツの上から、人差し指と親指で乳頭を引っ張る。男の癖によく伸びる柔らかい乳輪だ。

「あッ っ、ッ…!」
「それともコリコリ押し潰されたり?」

 指先で転がすように胸板に押し込む。

「んゥっ…! っ ぅう…っ」
「爪でカリカリされんのがイ?」
「っは んっ〜っ

 両方の乳首の先端を爪の先でシャツ越しに軽く掻き弾いてやると、がくがくと能間の膝が笑った。


 ぷしゃッ…ぴゅうッ…


「うわ。潮吹いた、すげー。全部気持ちイーんじゃん、ド変態。ち○こビクビクしてる」
「ぅ、う…っ、頼む…もう、やめてくれ…」

 目を白黒させて潮吹きまでしておいて、泣きながらそんなことを言う。

「まだ確認してないのがあるだろ? 舐められるのが好きか、吸われるのが好きか。どれが1番好き?」
「そッんな…ッ、された事ないに決まってるだろ…ッ胸もないような男だぞ!?」
「はァ? マグロしか抱いた事ないわけ?」
「マ──」

 絶句する相手に構わず、ボタンを外していく。


 された事がない。つまり、痴漢にもまだ吸われてない。この敏感な、痴漢に調教された乳首を。

 口の中には唾液が次々と湧くのに、喉が渇く。早く、早く、早く。


 ぴらとシャツを開くと、男のそれとは思えないくらいに性器の先と同じ赤ピンク色の熟れた乳頭が、胸にぷっくりと主張していた。

 喉が鳴る。
 目が離せない。

 はぁっ、と吐息を零し、そこにしゃぶりついた。舌の上に丸く硬い乳首を感じた途端、杵崎は夢中でねぶり回す。


「ぁっ…! ゃっ、ゃ、あッ… きさきっ…んッんッんッ…んぅう…っゃだ、やだ…っ」


 悶える能間の躯を跳び箱に押し付けて、覆い被さるようにして乳首を舐めて、吸い上げる。
 能間の性器は完全に反り勃っているお陰で、腹の上に粘ついた愛液を止めどなく溢れさせていた。

「っぁ…はぁッ…き、きさき…、も、もぉ…」


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