せんぱい!

06



「やだな、静かにしてよ。誰か来ちゃう」
「あッ! ぁひっ、ひんッ! ゃ、やぁっ、かず、せんぱぃ…っあッ、あッ、い、ゃ…っ、やめ…ッ」
「あぁ、駄目だよ望。重心を前にしたら、おしりの綿棒、中に完全に入っちゃうよ。取れなくなったら困るでしょ」

 肩を押してソファに背を預けさせる。
 それからまた肉棒からぴょこんと飛び出た綿棒をチュクチュクと動かしながら、キスをした。

「いい子にしててね、望。綿棒は抜いてもいいよ、望が抜けるならね」

 胸の粒を弾くと、ガクンと腰が跳ねて、上総は媚薬が効いていることを確認する。

 手を拭い、「じゃあね」と望に告げて、上総は教室へ向かった。




「おはよう、大沼」
「おはよ、上総。なに、機嫌良さそうだな」
「ふふ、判る?」
「いいことあったん?」
「うん、ちょっとした実験してて。結果が楽しみなんだ」
「ッかー、家でも勉強かよ。信じらんね」




 1限が終ると、上総はすぐに生徒会室に向かった。
 次は体育だが、具合が悪いと言ってある。時間はある。

 静かにスライドドアを開けると、ソファにまだ望の後頭部が見えた。

「はぁ…っ、ぅ、ん…ふ…はぁッ…ぁ、あん…ぁ、やぁ…っ、あぁんっ…」

 熱い吐息と、チュクチュク濡れた音。

 にやと上総はひとの悪い笑みを浮かべ、ドアに鍵を掛けて、そっとソファへ寄った。
 後ろから覗き込むと、望は大きくM字に脚を開いたまま、肉棒の先端から伸びた綿棒を上下し、片手は胸の粒をこねていた。

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