せんぱい!

05



「あぁ…っ、ぃ、嫌ッ…、せんぱ、はぁっ…もぉ、やめて下さい…ぁ、はぁっ…こ、こんな…ッ、だめ、です…」

 ふるふると躯を震わせながら望が懇願する。
 上総はニィと笑って、液体で濡れた綿棒で、下のクチの周囲をクルリと撫でた。

「これだけ感じといて、駄目はないだろ? 望、君は僕の言うことを聞けばいいんだ」
 そしたら気持ちよくなれるから。そう囁く。

 無論、望がそれだけ感じてしまっているのは、上総がコーヒーに小瓶の液体――媚薬を盛ったからなのだが、そんなことは関係ない。

 まだかぶりを振る望に、上総は構わず下のクチに綿棒を挿し入れた。

「ぅあ、ぁ、あ、や、やめ…っ、ん、はぁ…っ」
「時間ないから急ぐよ」

 身勝手に告げて、上総はたっぷりと媚薬を含ませた綿棒を、次々に望の下のクチに咥えさせた。

 ビクビクと脚を震わせる望のソコからは、計7本の綿棒が飛び出している。
 ひとつひとつは細いものだから、あまり苦痛はなかったのか、望はどうしたらいいか判らない顔で、上総を見下ろした。

「ぁ、ふッ…かずさ、せんぱ…ぁ、や、ぬ、抜いて下さい…っ」

 望はか細い声で乞う。上総はもう1本綿棒を媚薬に浸すと、

「最後の仕上げがある」

 熱が引かず勃ったままの肉棒を掴むと、蜜を零す鈴口にズププ…っと綿棒を挿し込んだ。

「いあぁああッ?!」

 液体以外通すことのない粘膜を、突然異物が擦り上げる痛みに、望が絶叫する。

 くすくす笑いながら、上総は蜜のヌメリを借りてチュクチュクと綿棒を上下してやる。

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