好きってなんですか?

07



「んはぁ…ッ!! あ、あふっ…!」
「ぅ、先生…っ」

 達した瞬間にア○ルが締め付けたのかもしれない、ほとんど同時に後藤も果てた。下腹部に熱い液体が注がれる感触。

「いやぁああ…っ」

 ビクビクと痙攣する俺を抱き締めて、後藤がキスする。それから何度か腰を振ってナカに精を塗り込むかのように動いてから、ずるりと性器を抜いた。何かがトロリと流れ出る感触があった。

 放心している俺に向けて、後藤はもう一度シャッターを切った。

「先生。これは保険。バラまかれたくなかったら、なんて言いたくないんだ。だって俺、先生が好きだから」

 そう言って後藤はそっと俺の頬に触れる。それだけでもピクンと躯が震える。

「先生が俺を好きになってくれたら良いんだよ。でも、それまでは」

 画面を突きつけられる。そこにはア○ルに指を突き入れられ、イイトコロを擦られて白濁液を性器から飛ばす俺の痴態。



「判るよね、先生?」



 この先も写真は増えるのだろう。
 動かない頭で、俺は肯くように俯いた。



end.

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