in 【教室】

三柴 幸成の場合 2


 そんな彼が、あの3人に開発されてどんな風に蕩けたのだろう。見てみたいと思った。
 くすりと優しい笑みを浮かべながら、幸成は恒太を見る。

「ねぇ、大島? どうして教室で裸なの?」
「――っ!」
「床とか教卓も、凄く汚れてたよ? なにしてたの?」

 にこにこと、あくまで穏やかに。けれど確かにその言葉が、恒太を苛むように。

 やっとのことで我に返ったばかりの恒太が、一気に顔を真っ赤にする。相手は3人もいたのだ。散々な痴態を演じさせられたに違いない。

 幸成はすらりと立ち上がると、どうしたら良いか迷って立ち尽くす恒太を優しく抱いた。
 びくりと恒太の躯が強張る。

「ねぇ大島、気持ち良かった? どんな風にされた?」

 耳許に息を吹き込むようにしておきながら、手は恒太の躯を撫で回す。首筋から鎖骨に触れて、乳首、腰、双丘、太股。

「やっ…やだ、やだ、先生っ…!」

 股間を両手で覆ったまま、恒太がもじもじと躯をくねらせる。その指の隙間に幸成の指が潜り込み、小さくなっているペ○スをいたぶる。

「んっ、や、やめて下さい、先生…! も、もう、嫌…ッ」
「大島がいけないんだよ? 素っ裸で無防備に股開いてぼんやりしてるから。悪戯したくなるのは当然じゃない?」

 きゅ、と乳首をつまみ、「っぁ、」と開いた唇にキスをする。すると慌てたように恒太の両手が幸成の胸に当てられ、防御のなくなったペ○スを容赦なく捕まえた。びくん、と恒太の肩が跳ねる。

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