「は、ぁっ、えっ?ちょ、ちょちょちょちょお」

ズボンを下まで下ろされ、ふいとこっちを見てきた謙太と目が合った。

「あの、さ謙太・・・えっとぉ・・俺なんかお前に恨まれるような事したっけ?」
「してないんじゃない」
「で、ですよねー・・・じゃあやめろよ!!」

我ながらいいタイミングのツッコミだ・・・いや、そんな場合じゃない。何故、俺はズボンを下ろされてるんだ。

「じゃあ・・・ちょっと黙ってろよ」

気付いた時には両手は縄跳びで縛られていた。はあっ?っと思いまたもバタバタしてみるが、やはり足は簡単に押さえられ、抵抗は無意味のようだ。

パンツまでもが下ろされ、さすがにこんな意味不明な状態で恥ずかしいと言う感情は無かった。

「おい、謙太・・・本当にやめろ」
「聞こえなかった?黙れ。」
「むぐっ」

口を手で押さえられ、謙太が近くにあったガムテープを見てにやりと笑ったと思うと思ったとおり口をテープで開けなくされた。

「・・・ンン!?ンンーーーッンうーーー!!!!」

謙太を睨みつけながらただただ叫ぶ。

「・・え?あ、ごめん、何言ってるかわかんない」
「んうううーーー!!」

「さて、と・・・」
そう言うと謙太は自分のズボンを下ろし始めた。








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