「お楽しみはこれからだ、ぜ!」
「−−−−−−−っ!!!」

突然ものすごい質量のものが自分の中に入っていき、息が苦しくなった。
ギチギチと後ろが切れる音もして、響の荒い息も聞こえてくる。
ただただ俺は痛みに耐えていた。

「ぐぅぅぅう・・・ッ!!!」
今度は痛みで涙が止まらなかった。
遠慮なくどんどん入り込んでくる響のソレは、もう一番奥まで達したようで。

「おい・・・動くぞ」

また、気遣いも無く激しく一樹を揺さぶった。

「あ゛ッあああーーーーッ!!!いだ、いだぃッ!響!やめろッン・・!」


何度か揺さぶられる度、少しずつだが快感を感じるようになった。

「あンッ、あっあっ!響!駄目ッ、いぁ、あ、あぅ」
遂には痛みすら感じなくなり、揺さぶられるまま俺は喘いでいた。
男なのに後ろに入れられて、男なのにこんなだらしない声を出して、
なんだかとても情けない気分でいっぱいだった。

「一樹・・・」
「あッぅあぁッやッ響ッ響ッ」

「好きだ、一樹」

それを聞いた途端、俺は目の前が真っ白になった。










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