2021/03/04 22:19

鬼『……お前が我が主、か』
バ『ああ、俺だ。漸く来たな…』
鬼『…フン、顕現初日に主人の顔が見られないのは俺が不吉だと恐れたのではなかったようだな』
長『鬼丸、主に失礼な発言は許さんぞ!』
バ『不吉な刀だと?』
長『…歴代に鬼丸国綱を所有していた家では次々不幸が起き、元主が戦場に短命で死んだという来歴があるようです』
バ『…フン、そう言う事か。残念だな、俺あ生憎と柔な体も精神も持ち合わせてねえんだよ』
御『そうそう、主は鉄砲も効かないから大丈夫だぞー(笑)』
鬼『………そうか、』
長『(受け入れが早いなコイツ…/笑)鬼丸、顕現したばかりは人の身に慣れる為に内番で体を鳴らしていく。まずは明日から馬当番だ』
鬼『…………鬼を斬る以外の事をやれと言うのか』
長『嫌そうな顔をするな、顕現したての刀は皆そうやって慣らしていったんだからな』
バ『クック、さっさと戦場に行きたきゃあ働け。明日は大典太と組ませてやる。お前、喋るのが得意じゃあねえみたいだから物静かなアイツとはやり易いだろ』
鬼『………。』
バ『……なんだ?』
鬼『…………アンタの命令だから、…やる』
御『長谷部、なんかアイツ口下手だな…(ヒソヒソ/笑)』
長『仕方あるまい、主の言うように喋りが得意では無いのだろう。俺達は仲間として手助け見守るとしよう(ヒソヒソ/笑)』
▼追記
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