2020/09/01 20:30


(暗く広がる景色に二つの光が山から空へと登っていき、大きな音を立てて空で大きく弾けて)

バ『……!…打ち上げ花火?』



長『主!始まりましたよ!』


御『主〜、花火やってるぞー!』


蜻『主殿、作業お疲れ様です。少し休憩して見ていきませんか?』


村『ほら、また上がりマスよ!』


長曽『玉屋ー!』


日『はは、鍵屋〜!ってなあ』


バ『………すげえな。』
陸『今年はまだ花火らぁて見てないき、…おお!すごいのお!まっこと綺麗ぜよ!』
バ『今年の打ち上げ花火は無理だと思ってたからな』
陸『ほじゃのう、今年はどっこも遠出も出来ん…』
バ『まあ仕方ねえがな』
陸『…こうして主と一緒に空を見上げるがは、好きじゃ』
バ『…そうかよ(打ちあがる花火を見上げ)しっかし盛大だな』
陸『がっはっは!こんだけ盛大に打ち上げたんじゃあ、悪いもんも逃げていくぜよ!疫病退散じゃ!』
バ『……フン、そうだな』
長『少しずつ…元の生活に戻れるといいですね主』
蜻『この花火に願いをかけましょう』
御『俺達の主が健康でありますよーに』
村『この時代に生きる人々に…』
長曽『笑顔が戻りますように』
日『また皆で旅行に行けますようにってな』
御『行きたいなー』
蜻『叶う日はきっと来ます、その日までもう少しの辛抱です』
長『ああ、きっと来る』
バ『………。そうだな』
▼追記
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