sss | ナノ

「名前!!!!」
「閉店ガラガラ!おかえりください!」
「嘘つけこら、普通に食事中じゃねえか」
「食事中に話しかけてくんな、帰れ」
「俺も食べるのてつだってやるから、ほれ、このシュウマイなんて」
「私のシュウマイに触れるな!!!」
「ごめんなさい」
「よし」
「怖すぎ」
「で、なにか用?」
「レポー」
「トって言ったら殺す」
「頼む!明日提出しないと単位落とす!」
「へぇ、私が殺さなくても忍田さんに殺されるんだ」
「死にたくない〜〜〜まだまだ戦いたいよ〜〜」
「自分で言ってて恥ずかしくないの?」
「そんなもん捨てた」
「うわ」
「お前頭良いじゃん、伊達にS級兼エンジニアやってないじゃん」
「うん、私は頭がいいよ」
「顔色変えずに言われるとムカつく」
「帰れ」
「頼むって、名前にしか頼めない」
「第一、これ何回目?ていうか、手伝っても私になんのメリットもないんだけど」
「……飯連れてく!」
「私もお金ならあるんで大丈夫です」
「じゃあ、デートしよう」
「なんでお前とデートしやきゃなんねんだよ。黙って大学行っとけよ」
「わがままだな!じゃあなにがいいんだよ!」
「うーん、あ。じぁあ、太刀川んとこの出水貸せ」
「それでレポートが提出できるなら安いもんだ」
「お前みたいなのが隊長でいいのだろうか」
「手伝ってくれるんだな!パソコン持ってくる!」
「私が食べ終わる前に持って来ないと黙って帰るからな」