sss | ナノ

「名前さん」
「ん、出水」
「また一人でなにやってんすか」
「新しい射手用トリガーの試作品を試すとこ」
「へえ」
「トリガー起動!」
「さっきまで生身だったんすか、攻撃しなくてよかった」
「え…なに、攻撃しようと思ってたの」
「で、新しいトリガーって?」
「まあ見てな〜!」
「うお、魚?何匹くらい?」
「そうそう、この前のアレの改良版。3000匹いるハズ」
「すげーなアンタ」
「すいませーん!!バムスター1匹くださーい!!!」
「…通信機とか持ってねえのかよ」
「届いたから大丈夫。んで、魚が一斉に攻撃するわけだけど…このトリガーの何が凄いって」
「………ッ!!?」
「火力が凄い」
「ッ凄いってレベルか!?バムスター粉々になったぞ!?」
「あの魚ちゃん1匹1匹のトリオン量が多く、質も良いからな!バムスターごとき一瞬よ」
「いや、うん、これは名前さんが普通に凄い」
「トリオン量が多くない隊員のために周囲のものからトリオンを吸収して、その品質を上げるっていう技術を開発してて。それに思い付きで、魚のやつを合わせてみました」
「今の名前さん、頭良さそうに見えますよ」
「名付けて、オサカナ魚雷」
「だせえ〜〜〜〜〜!!」
「で、欠点が1つある」
「あー、惜しいな」
「2回に1回はトリガー起動した直後に爆発する」
「手のかかったゴミ」

(会話だけだと非常に分かりにくい)