Short Story
幸せな小話達
基本的に自分とお相手のみの会話文です
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雨宮 蓮/
明智 吾郎/
喜多川 祐介▼ ヌードモデルといえば
Jan 6, 2025(Mon.) 00:09 /喜多川 祐介
「祐介、私にはヌードモデル頼んだ事ないよね?」
「ああ、そうだが…」
「別にいいんだけどさ…それってやっぱり、体つきとか魅力とか…そういうの含めて、モデルにならないから?」
「いや、全くもってそんな事は無い。 寧ろ十分以上に魅力的だ!」
「じゃあなんで頼まないの?」
「それは…俺が未熟だからだ」
「未熟?」
「ああ。 …どうもお前をモデルにしようとすると、理性が煽られて筆を動かすどころじゃなくなるんだ。 俺の力不足ゆえの事。お前のせいじゃない」
「祐介……それって」
「ああ」
「…ふふ、ふふふ。君、時々すごくかわいいよね」
「可愛いのは君だろう」
▼ 脱げ…
Jan 6, 2025(Mon.) 00:06 /喜多川 祐介
「あ、暑すぎる…!こんな猛暑日になるなんて聞いてないぞ…!」
「流石にこの猛暑で冷房機器のない部屋に居るのは自殺行為だよ…! 行こう!?私の部屋に場所移そう!?」
「いやダメだ…この作品を完成させなければ…」
「作品よりまずは命でしょ…!」
「くっ…」
「扇風機じゃ凌げないって!」
「………脱げ」
「は?」
「脱げ…!俺も脱ぐ…!」
「なにを…」
「服のせいで暑いに違いない」
「や、やめて!近寄らないでッ!そのワキワキした手の動きを今すぐ止めてッ!」
「ダメだ。脱ぐぞ、ほら早く。こうしているうちに室内温度は上昇しているんだ。手遅れになる前に、脱ぐぞ」
「お、お邪魔しましたーーーッ!!!」
▼ ダイエット
Nov 12, 2023(Sun.) 14:18 /喜多川 祐介
「あ」
「どうしたの祐介」
「これ、この間テレビで見て美味しそうだと話していた茶菓子じゃないか?」
「あ、本当だ〜!やっぱり美味しそうだよねえ」
「………買わないのか?」
「か、買わない…」
「どうしたんだ!? 何時もなら真っ先にカゴへ抛るのに…!」
「そんなにおかしい!?」
「ああ。食欲がないのか?どこか具合の悪い所は…」
「そ、そんな人を食いしん坊みたいに…。ダイエットだよ、最近すこし暴飲暴食をしすぎたなーと思って…」
「なんだと…?」
「かお、こわ」
「君にダイエットなど必要ないだろう。こんなに細いのに…」
「それ祐介に言われなくないんだけど…」
「とにかく食べぬダイエットはダメだ。運動すればいい」
「あ、ダメ!買ったら食べちゃうってば!!」
「食べた分俺と散歩だ」
「やだー!」
▼ 毛布
Oct 21, 2023(Sat.) 13:23 /雨宮 蓮
「さ、寒いね…」
「最低気温、昨日より8℃低い」
「寒暖差で体壊れる…蓮、もう少し詰めて」
「いいよ、はい」
「………」
「………なに?どうしたの?」
「なんでこの部屋、毛布1枚しかないの?私この間持ってきたのに」
「あー…あれは今洗濯してる」
「………まあいいや。じゃあもう1枚出そうよ、2人じゃ狭いし」
「もうないよ、毛布。これ1枚しかない」
「なんで?」
「くっついてた方が暖かいから」
「いや、狭いけど…」
「俺の膝の上乗る?」
「の、乗らない…」
「じゃあもっと詰める、よっと」
「近い近い…!」
「ハグすればもっと暖かくなる」
「充分暖かいから大丈夫…」
「キスすればもっと簡単に暖かくなる」
「…したいだけでしょ…!」
▼ みつまた
Oct 13, 2023(Fri.) 19:51 /喜多川 祐介
「細いな」
「祐介くんに言われたくないけど」
「白くて細い…まるで店頭のミツマタだ」
「…もしかして貶してる?」
「いや。芸術など抜きにして美しいと感じている」
「ふうん…」
「あっ、何故隠すんだ、よく見せてくれ!」
「う、美しいとか言われると普通に照れるし…」
「ああっ 待て! にげるな!」
「ひっ!助けて双葉ちゃんっ!」
「ナムナム…」
▼ なまえ
Sep 3, 2023(Sun.) 20:38 /明智 吾郎
「ごろー、ごろう、…うーん、アケチ…ごろう。 うーん、なんか違うな…」
「なにしてるんだい?」
「わ!? アケチ!?」
「人を化け物みたいに…。で、なにを?まさかとは思うけど僕の名前を呼ぶ練習だなんて言わないよね?」
「………」
「………別に無理して呼ぶ必要ないよ」
「無理は、してない…」
「してるでしょ。いいよアケチで。別に何も気にしてないし」
「うん、わかったよ吾郎」
「………………」
「吾郎?」
「………………もどして」
「なんで?吾郎いやなの?」
「いいから、戻して」
▼ あつい
Jun 16, 2023(Fri.) 11:03 /雨宮 蓮
「あ、あつい…」
「今日は最高気温真夏並みになるって。竜司達が来るまでどこかで涼む?」
「ううん、多分もうすぐ着くだろうから此処で待ってよう…。あ〜まだ夏じゃないのに〜…夏になったら生きていけるかな…」
「扇ぐよ、うちわ貸して」
「ああ…ありがと蓮…」
「本当、暑さに弱いよな。まあ冬は冬で寒さに負けてるけど…」
「暑いのも寒いのも嫌だ…」
「そういう所も可愛いよ」
「え?」
「いや、なんでも」
「…蓮は相変わらず涼しい顔してるね」
「まあ、熱いのには慣れてるからな」
「そうなの? もしかして…サウナとか通ってるの…?」
「いや、サウナじゃなくて。 毎日可愛い彼女見て熱い日々を…」
「え?」
「いや、なんでも」
▼ 精密模型
May 29, 2023(Mon.) 10:22 /喜多川 祐介
「…ふふふ」
「…何時までソレを眺めている気だ」
「え?そりゃ気の済むまでだけど…」
「む………」
「だ、だって見てよこの造形美! この流し目…流れるようなここのライン…! なんていったってこの大きさ! あ〜格好いい…」
「隣を見ろ、隣を」
「祐介がいる」
「そこの模型より精巧で精密だろう」
「それはそうだけど〜…あっ、ほらここの装飾すごくリアルじゃないっ?」
「………まあ確かに、そのフィギアの出来が良い事は認めるが。眺めすぎじゃないか?俺なのに、俺の時より良い顔をして眺めているし」
「んも〜…ていうかそもそも祐介は美術部の課題制作を進めるんじゃないの?」
「そうだが」
「手が全然動いてない!」
「………」
「あっ、ちょっと! フィギュア何処に持っていくの!」
「取り敢えず隣の部屋、だ。 筆が乗らない原因はこのフィギアにある」
「意地悪〜〜〜っ!」
▼ 絵の具に濡れた君
Mar 15, 2023(Wed.) 19:16 /喜多川 祐介
「ああ…こんなことになるなら殴ってでも止めるべきだった…」
「こんな事とはなんだ」
ダメだと提案を却下したというのに、1歩も譲る気のない彼に押されて折れた私も悪いけれど。
べとべとに濡れた身体を拭くことも許されず薄いタオルの上で身を縮めると、「悪かったよ」と全く悪びれた様子のない声が降ってきて厚手のタオルが手渡された。
「雨に濡れた君を見てインスピレーションを感じたんだが、やはり間違いではなかった。絵の具に塗れた君は実に芸術的だ」
「はあ、まあ祐介が喜んでるならいいけどさ…もうシャワー浴びてきてもいい?」
「いや待て。 あと数分でいい、描かせてくれ」
「ええ〜? うう〜もうベトベトで限界…」
そう言いかけて彼を仰ぎ見ると、湧いてくる着想に興奮気味の表情と、どこが熱の篭った瞳で鉛筆を走らせる祐介が。
「………あー…仕方ないなあ、祐介は。いいよ描いて、ふふふ…」
「…おい、どこを見て返事しているんだ」
「ええ?祐介の祐介? 」
「あー…仕方ないだろう、君の裸体を見て平静で居られるわけないんだから」
「ら、裸体とか言わないでよ…一応シャツ着てるし…」
「その俺のシャツが余計にクるんだ。ああっ ダメだ、この着想を形にするのが先なのに!俺は今猛烈に劣情と対峙している…!ぐっ…」
「ふふふ、ふふ…ほらほら、描いていいんだよ? ちゃんとよく観察しないと」
「こ、こら。煽るな…!」
▼ 待ち受け
Feb 27, 2023(Mon.) 06:04 /雨宮 蓮
「あ、ねえ蓮、あの女優の名前なんだっけ」
「確か原……ううん、アレ…?」
「なんか喉まで出てきてる気がするのに出てこない…!」
「俺も、あと少しで思い出せそうなんだけど…」
「原…上…」
「………くっ…ネットに頼っても?」
「おねがい…! って、ああ!君また待ち受け変えてる!」
「え? ああ、だって可愛くて…1つに絞れなくて1日毎にローテーションしてるんだ」
「そんな面倒なことしてたの?無難にモルガナの写真にしておきなよ…」
「モルガナと一緒に写ってる写真も勿論ローテーションに入ってる」
「そういう問題じゃ…」
「ほら見て、二人とも可愛い」
「あ、ほんとだモルガナ可愛い〜〜〜!」
「でしょ? あと俺はこのニコってしてる口角と跳ねる寝癖と全てが可愛くて仕方ない」
「か、可愛くないでしょそっちは…そもそも寝起きだし」
「可愛い」
「もういいから………って、あれ…何しようとしてたんだっけ?」
「あっ………ダメだ、完全に忘れた。全部可愛い写真に意識持っていかれてた」
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