「ジョーカー♡」
「なん…えっ…え?」
「何その顔♡ なんかシャドウから受けたバステみたい♡ ステ異常回復魔法使っても治らなくて♡」
「ごめん。もう1回言って?」
「だから、バステが治らないの♡ これ自分ではよく分からないんだけど…どうなってるの♡ ナビがジョーカーに言えって♡」
「あー…ちょっとやばい、主に俺の方が」
「なんで♡ ジョーカーに言えって事は君のペルソナで治せるんじゃないの♡」
「…治さなきゃダメ?」
「ダメでしょ♡ ていうかこれ、どういうバステなの♡」
「俺がよろこぶバステ」
「はあ?♡」
「あー…キスしていい?」
「だめでしょ♡ 」
「脱がしちゃだめ?」
「だめ♡」
「ダメ?」
「だめ♡ …君、わざとダメなことばっか聞いてるでしょ♡」
「だって可愛いからつい…」
「もう♡ よくわからないけど、早くこれ治してよ♡」
「ぐ…」
「ジョーカー♡」
「ぐぐ…」
「助けてやれよ、傍から見たらやべーよなんだあの光景は」
「面白いから自然治癒するまで放っておこうよ! 可愛いしっ!」
「さて、進むぞー! 次の角を曲がればホームだ!気張ってけーっ!」
「ちょっと皆まってよ♡」
「わー!ダメだ、今は俺以外に話しかけるな…!」
「なんでよ♡ さっきからどうしちゃったの?♡」
「ぐ…っ かわいい…!」
「兎に角次のホームで休憩しましょ? ほら、ジョーカーも耐えて歩いて」
「うう…耐えられない…」
追記