変態とケダモノと万年発情期

「っや、いやだっ、店長、やめてくださっぁ、うそ、や、ぁ、やだ…っ!てんちょ、痛い、痛いですってばぁっ!」


下腹部に絡み付く店長の手を振り払おうとすればするほど乱暴に体内を掻き回され、なんだかもう泣きそうになる。
複数の指にバラバラに体内を引っ掻かれれば薬どころじゃなく、痛みで混乱する頭は次第に麻痺し、なにがなんだかわからなくなってきた。


「店長、原田さん痛がってるじゃないですか。もう少し優しくしてください」

「貴様というやつはあれだな、ノリが悪いな。そんな人畜無害そうな可愛い顔してちょっと優しくしてやった女を何人も食ってきたのだろう!いかがわしい!笹山のケダモノ!」

「なっ、なにをわけのわからないことを……!」


俺を挟んでなにやら言い争う二人。
というか店長がまたよからぬことを言ってるだけのようだが。

店長に呆れ果てる笹山の腕の中。
ガクガクと震え出す腰を静めることもできずただ俺は受け入れるハメになる。


「っ、ひ、ぅっ、くぅ……ッ」

「お前はあれだな、もう少し相手を見た方がいいぞ。こいつのどこが痛がってるように見えるんだ」


背後で店長が笑う気配がする。
ふと腰を掴んでいた店長の手が離れ、ほっと安堵した矢先だった。

「俺にはこいつが涎垂らして悦んでいるようにしか見えないが?」


そう冷ややかに笑う店長に剥き出しになった性器を掴まれ、血液を溜めパンパンに腫れて敏感になっていたそこは突然の刺激に堪えれず俺は「っぁッ!」と声を漏らす。
ぴくんと反応する勃起したそれに指を絡めた店長は先端からとろとろと溢れ出す先走りを亀頭に塗り付け、鼻で笑った。


「はしたないぞ原田、エプロンをこんなに濡らして。お前、これからこの先走りで汚れたエプロンを着て客の前に出るつもりか?店の品位を疑われたらどうしてくれる。所構わず発情する店員がいるとな」


例えばお前とかな、と言い返したいところだったが先端から根本まで全体を軽く扱かれれば敏感な部分に加えられる強い刺激に思考回路は強制遮断され、頭が真っ白になる。
やばい。
全身からどっと汗が噴き出し、体内に響く鼓動が大きくなるのがわかった。

mokuji
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