昨夜はお楽しみでしたね 「っあぁ"、まっ、や、ぁ、しょうた、しょうたぁっ!」 左右の尻たぶをスナップ利かせた手でひっ叩かれれば目が覚めるような電流が走り悲鳴のような声が上がる。 それが自分の声だと気づくのに時間はかからなかった。 じんじんと熱を持つ臀部に走る痛みに目は潤み、焼けるような痛みに耐えられず俺は呻く。 まるで酷い拷問を受けたかのようなそんな俺の反応に翔太は目を丸くした。 「なに?そんなに痛かったの?うそ、そんな痛くしてないのに」 あまりにもオーバーに感じたらしく、訝しげに眉を潜める翔太はぷるぷると小刻みに震える俺の尻をなで、そして下着を撫でるその指先が 肛門付近を擽った瞬間だった。 「ひっ、あぁ!」 敏感になっていたそこは翔太の指に触られ先程の痛みに似た感覚に声が上ずる。 しかし、今度翔太は終わらなかった。 「やだ 、翔太、やめろって、翔太、翔太っ」 只でさえ面積の狭い下着をずらされ、直接肛門を見てくる翔太に泣きそうになる。 床を這い逃げようとする俺の腰をガッチリつかんだ翔太。 露出させられたそこに生暖かな息が吹きかかり、何がしたいのかがわからずただただ不安で震えていたがいつまで経って叩かれるこもなく、微動だにしない翔太にだんだん心配になった俺は「翔太?」と背後の奴を振り返る。 翔太はこちらを見下ろしたまま硬直していた。 |