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「はっ、ぁ……ふ、はぁっ」

「ん、ん……ふかみ、すき。大好き。俺の、俺の深海。俺だけの」

　息も絶え絶えで、正直青に身体を預けてないと立ってられないほど力が抜けてしまった俺に気づいてるのか、そうじゃないのか、青は俺の首筋に舌を這わせたり吸いついたりしている。

　時折歯を立てられて、そのたびに身体を震わせていると、なんだか嬉しそうだ。

「はあ、ふっ、ふぅ……青、落ち着いた？」

「……ん、うん。ごめんね、いきなりあんなことしてー。でも、深海が悪いよ。俺のこと、煽った深海が悪い。……ねぇ、続き、してもいいでしょー？」

「へ？　続きって？」

　しばらく好きにしてたら、俺の首から口を離した青が目を合わせてきた。

　どうやら自分を取り戻したらしい。でも、合わさった瞳からは、どことなく熱っぽいものを感じる。

　青のそんな瞳に、ほうっと見惚れてると、青が口元に笑みを浮かべながらすっと手を動かした。あ、なんかそんな笑顔初めて見たかも。

「……ここに、俺のこと入れて」

「っ!?　な、ど、どこ触って……っ」

「ねー、いいでしょ？　俺、ここで深海と一つになりたい。俺と一つになって、俺の物になった深海のこと見たい」

　なんてこと言うんだこの子は！

　お願いお願い、とズボンの上からお尻の穴を指でさすられる。

　それにびっくりしてたら、青の物が勃ってることに気づいてしまった。……一体いつから勃ってたんだ？

「――ひっ、ぁっ、やめっ」

「俺のこと以外、考えちゃだめだって、言ってる……！」

　いや、だから俺が考えてるのはお前のことだからな！　そう言いたいのに、また突如怒ったような青が、俺の足の間に自分の足をもぐりこませて、そのままぐいぐいと擦りはじめた。まるで俺の思考のすべてを霧散させるみたいに。

「あっ、あ、ぃ、たっ、ふぅ、つよ、いぃ……っ」

「考え事する、深海が悪い。考えないで、俺のことだけ、見て」

「ひっ、ぁ、ぁっ、う、ぁっ」

　俺、もしかしてＭだったのか……？

　そう思ってもおかしくないほど、その愛撫は痛みを伴っている。

　でも、俺の痛みと快感を与えてる青を見れば、その顔は一生懸命で。……多分、俺の意識を、自分へと向けさせたいだけなんだな、そう思った。

　その一生懸命さが、すごく可愛くて、いとしくて。俺は痛みを感じながらも、青の頭を撫でる。

「はは、んっ、ごめん、な？　はぁっ、もう、考え事なんて、しねえから」

「……ほん、とー？　もうしない？」

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