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  あとがき


まず初めに、最後まで読んでいただきありがとうございました。

明石国行は言わずと知れた来派の保護者。
巷では「ニー刀」とまで言われるほど、やる気がないし働かない。でも蛍丸関連なら考えると自負する刀剣男士。
使われなかった刀のため、そのことを誇りとしてキャラ付けしたのかはわかりませんが…。
でも、明石は働かないと言っていますが、思っている以上に働いていると思います。
内番終了の話を聞けば働かないと実感出来ないことを話しているし、やる時はやる。
そのスイッチを押すのが、他の刀剣男士よりワンテンポ遅いだけだと思っています。
そして方言を話す刀剣男士でもあります。
明石の話す方言が、関西弁をベースに京都弁や大阪弁がごちゃ混ぜになっているのでは?という事なので、関西弁や京都弁、大阪弁の方言サイト等を参考にして明石の台詞を書きました。
ですが、似非方言な部分は笑って見逃して頂けると嬉しいです。

明石は唯一公式設定で「訝しい」つまり怪しい、不審と言われている刀剣男士でもあります。
本心=真実がどこにあるかは掴めずという設定ありますし、何故そんな設定があるのだろうかとは思います。
そもそも、どうして明石は不審者扱いされても政府に協力するんだろうか…。政府に弱みでも握られているのだろうか…。と色々思う事はありますが…。
明石国行が実装前もしくは実装直後に、チョーカーの三本線は江戸時代の罪人の印ではないかと言われていました。しかも、再犯者の刺青ではないか(本来の刺青の位置は腕らしいです)と言われていたり、刀剣破壊の台詞は「帰れそうもない」ではなく「変えれそうもない」とか色々と考察されていた記憶があります。
また、明治維新が失敗に終われば、第二次世界大戦を回避出来たと言われています。
彼が贔屓にする蛍丸も第二次世界大戦が無ければ、行方不明ならなかった可能性もないとは言い切れません。
今思えば公式で訝しいやら、罪人やら、蛍丸の為に時間遡行軍に寝返りそうとか散々な言われようです。
ですが、私は明石の来派に対する言動だけは本心であって欲しいと思っています。
作中でも若干ではありますが、審神者と来派で明石の言葉遣いを変えています。
明石の本心≠真実の理由が極で回収されるとは限らないし、もしかすると真相は明石のみぞ知るいう可能性だってあり得るかもしれません。回想など別の形で回収される事になったとしても相当先の未来になりそうです。
それでも、明石は自分の気持ちに嘘をついてまで、誰にも知られたくない、隠し通さなくてならない本心があるんだろうなと感じています。

改めまして、最後まで読んでいただきありがとうございました。

ざらめ

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