5/27からアーカイブ配信された舞台『刀剣乱舞』視聴しました。
基本的にネタバレしかしてませんのでまだ視聴されてない方はご注意下さい。

実は生まれて初めて2.5次元の作品を拝見しました。
周りの評判も良いし、映画見る値段とあまり変わらないから見るか〜なんて気楽な気持ちで視聴していました。
だけど、段々見るにつれて凄い！凄い！凄いぞ刀剣乱舞の舞台！と終わる頃には興奮しかなくてこんな熱い気持ちになるとは思っていなかったので見て良かったです。

見どころの１つとしてやっぱり殺陣が素晴らしかったです。
舞うように刀を振るう三日月
被った布をはためかせ戦う山姥切
しなやかに凛とした戦いをする宗三
心まで貫かせてもらった豪快な戦いっぷりの薬研
背筋がピンと上品な素振りで戦う一期一振
敵を煽るように首を傾げながら戦う鯰尾
致命傷を狙うように一撃必殺を食らわせる小夜
祈るように振るう一太刀を浴びさせる江雪
鞘で攻撃を受け止め、払うように刀を振るう長谷部
長い髪が揺れて一心不乱に刀を振るう不動
トリッキーな動きを見せ、ドスの効いた声で刀を振り回して、まるでヤクザにしか見えない（良い意味）伊達の刀の燭台切、鶴丸
殺陣だけで動画の元は取れるくらいクオリティが高かったです。
舞台の上に確かに刀剣男士は存在していました。

物語の鍵を握った不動くんですが、我武者羅に主だった織田信長と蘭丸を救おうとするその姿を見ていて審神者含め、政府のしていることは惨いことだなぁと改めて実感しました。
それでも宗三の台詞を聞いて、一緒に戦ってくれる刀剣男士には感謝しかない。
不動くんを諫める言葉に心打たれました。
彼がこの舞台MVPです。実際に誉ももらってましたしね。

例の軍議ですが、噂の斜め上を行くクオリティで笑いました。
おはぎを上手く飲み込めない長谷部に、もっと大きいおはぎを所望するのですかと追い打ちを掛ける一期一振、「おはぎの宴」をいじり倒す三日月と鶴丸、小さいおはぎを用意できたなら最初から用意しよう燭台切。
カオスな中でお茶を差し出す山姥切の姿は見ていて可愛かったです。
出来るなら絶対あれは生で見て欲しいです。

三日月と山姥切の『心』の話。あれは本当に良かったです。
一振り一振り心を込めて打たれた刀。
大切にされてきたから心が生まれ、付喪神が生まれる。
言葉が心になるのは本当にそうだと思います。
本当にこの問答は良かった。良かったです。

3時間あっという間だったし、充実した時間を過ごしました。
刀剣男士の葛藤と成長を見守り見終わった後は心が晴れやか気持ちになりました。
しばらくは刀ステの色々な場面が脳裏に過ると思います。
そのくらい印象強くて、心が熱くなりました。
刀ステ最高です。
この舞台に係わった方皆さんに感謝の気持ちしかありません。
素敵な作品を拝見出来て本当に幸せな気分です。
本当にありがとうございました。

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