Blog | ナノ

 名探偵コナン 純黒の悪夢

2016年4月16日より公開になりました
劇場版 名探偵コナン 純黒の悪夢
見てまいりました〜〜〜!
チラ裏程度の簡単な感想と下部にネタバレ書いて行こうと思いますのでよろしくお願いします。

≪感想≫
劇場版は毎年レンタルなり地上波なり劇場なりで必ず見ています。
自分が物心つく前から見ていた作品です。
それでも今年のコナンは20年と言うことでアクションも見ごたえ十分な素敵な映画でした。
実は2回見ているんですが、見るたびに新たな発見があるし最後のシーンは考えさせられます。
三者三様入り乱れ、本当に今年のコナンも最高でした!



ここから先はネタバレになるのでご注意を!









あらかじめお伝えしますが、相当長くなりますので悪しからず...。

謎の女性が警察庁に侵入した所から話が始まりました。
まるで機械がインプットするように瞳孔を広げ文字列を見る女。そして、公安にそれがバレて脱走。
冒頭のカーチェイスでテンション上がりまくりました。
オッドアイの謎の女性、降谷さん、赤井さんの3人で一般市民を巻き込んでのカーチェイス。
あれで怪我人出てない方が奇跡に近いくらい激しいものでした。
結果的には大惨事ではありますが、あれを見てテンション上がらない訳がない。
降谷さんと赤井さん格好良すぎるんだ、本当に。
あと、スーツ姿の降谷さんを拝めたのでそこでまず自分1回目死んでます。

そしてOPへ。
ちなみにギターパートはEDも担当しているB'zの松本さんが演奏しています。
新一の時は背景はレンガですが、コナンになってからは真っ黒なパズルのピースとなってました。
毎年OPは凝ってるなぁと思っていますが今年のOPは凄い好みです。

日付は変わり東都水族館へ向かう少年探偵団一行。
そこで出会ったのが事故で記憶を失ったと思われる銀髪でオッドアイの女性。
探偵団は彼女の記憶を取り戻す手伝いをすることとなる。
だが、哀ちゃんは彼女の並外れた身体能力、外見的な特徴から組織のNo.2ラムではないかと推測する。
コナンと哀ちゃん、博士の目を盗んで少年探偵団は彼女と東都水族館の目玉でもある大観覧車へ乗る。その際に発作を起こす。
その時彼女が発した言葉を光彦はメモを残す。
「スタウト、アクアビット、リースリング」
その言葉は酒の名前で、彼女が組織の一員だということがわかった。
コナンは安室さんに伝えようとするが、今日のバイトは急に休みになったとのこと。

世界各国で組織に潜入していた諜報員が暗殺される。
ジン一行は日本へ向かい、バーボン、キールを拘束する。
ベル姐さんがバーボンに会いに行くんだけど、安室さん廃車寸前のボロボロ車でうろちょろしてたら色々まずくないか…。
そして例によって拘束された2人。
なぜ他のスパイのように殺害しないのはキュラソーの情報が不確かだったから。
1分だけ時間をやるというジン。…でも、それが甘かったんだと思うぞ、ジンニキ。
突如照らしていた照明が壊され真っ暗になる倉庫。
ドアが開きバーボンが逃走。
その場に残るキールの殺害をしようと銃を構えるジンを止めるベルモット。
キュラソーからラム宛に「キールとバーボンはNOCじゃない」とメールが来たとのこと。
そして、キュラソーを奪還すべく組織は東都水族館へ向かう。
追々わかるのですが、この時バーボンである安室さんは倉庫内にまだいます。
2回目見て初めてわかったんですけど、彼の頭のシルエットが物 凄 く見えています。
これは2回目以降の醍醐味としか言えないです。
拘束〜盗み聞きの一連の流れで自分2回目死んでます。

夜の水族館。
公安の風見とキュラソーは観覧車へ。
ここからが見どころとしか言えないです、はい。
CMでも放送していますが、安室VS赤井。
熱い。
熱いです。
花火バックで戦う2人恰好良すぎなんですよね…。
白いTシャツで腹チラしながら戦っている姿で自分3回目死んでます。
ただ、赤井さんが正論言ったのにも関わらず「情報を盗まれた日本の警察なんて信用ならないと!」と返す安室さんの、ちょwwwおまwww感凄いです。
違う、違うよ安室さん。そういう事じゃないんだよ。
そういう点も含め、終始赤井さんの方が一枚上手だったと思います。
観覧車内部に取り付けられた爆弾の解体を安室さん。
観覧車上空に飛び回るヘリを打ち落とす役割を赤井さん。
NOCリストを守る為にキュラソーが乗るゴンドラへ向かうコナン。
だがゴンドラの中にはキュラソーは居ない。それに気が付いたジンは無慈悲にも人が乗ったゴンドラを落とす。
あんまりだ。
ジンは観覧車の爆破をするべくスイッチを押す。
だが、安室さんが間一髪で解体に成功。
この流れで本編で最初で最後の安室/降谷の目になっているシーンがあるのですが、本当にあのシーン好きです。
ここで自分4度目の死。

弾丸の雨を降らすジン。
だが哀ちゃんと合流していたキュラソーは自ら囮を買って出る。
そのおかげでコナンは動き回ることが出来、赤井さんと合流。
ヘリを撃ち落とそうするが暗視スコープはお釈迦になり(赤井さんのこの言い回しとても好きです)、難しい。
「そのライフルは飾りですか?!」と暗闇から声。赤井さんのライフルバックを背負った安室さん登場。
ここからの3人の連携プレーが熱い。本当に熱い。
安室さんが爆弾を投げる→爆発→コナンが花火ボールを蹴る→熱い挿入歌→赤井さんがヘリを撃つ
このシーンは文字での説明よりも是非劇場で確認して欲しいです!
だけど、ジンはめげない。しょげない。あきらめない。
観覧車の車軸を狙い集中砲火。
そのお陰で観覧車は脱輪。水族館の方へゆっくりと転がる。
コナン達は必死に暴走する観覧車を止めるためあれこれ策をめぐらす。
そのコナンですら最後は神頼みに近いくらい祈っていました。
だが、1台のクレーン車が観覧車の動きを止めると同時に爆発。
ここで事件はひとまず落ち着く。
イケメンのみ許されるポーズをする安室氏に殺される自分5度目の死。

身元不明の遺体から落ちる黒焦げの塊。
それは記憶媒体ではなく思い出と言い残しコナンは帰って行きます。
そして彼女を変えたのは紛れもなく少年探偵団。
そんな終わり方でした。

EDはアニメと実写入り混じった信頼と安心の物でした。
安室さんは赤井さんに相変わらずな態度でしたね。
あとキールが無事ベルモットに保護されてて良かったです。
放置プレイだったので…。
実写の方ですが観覧車→倉庫→水族館→高速道路と時間が逆行していく演出は凄く好きです。
劇場版コナンのEDセンスには毎年脱帽です。

この映画のもう1人の主人公。
黒の組織No.2の右腕でなんでも記憶が出来るキュラソー。
難しい役だったかもしれないですが、天海さんがキュラソーで良かったなぁと思える映画でした。
彼女が記憶を失ってからは白色に包まれていたと思います。
思い出のイルカのキーホルダー、元太達としていたオセロ。
きっと見返せばまだまだあるんだろうなと思います。
彼女の記憶が戻ってからの流れが私は好きです。
ベルモットは彼女を連れ帰す際に「待っててシンデレラ」と話しています。
シンデレラは灰かぶりとも言われます。
灰色=黒色+白色
彼女は恐らく黒の組織に居た時、多くの人の人生を狂わせてきたと思います。ですが、記憶を失って真っ白になり心優しい女性となった。
でも、記憶を取り戻してからは彼女は黒色でもなく、白色でもなくなった。灰色の存在になってしまった。
本人も組織を裏切ったのは今の自分の方が気分が良いからと話していました。
彼女の心は待っている時は灰色だったんだろうなぁなんて思いながら見ていました。
(哀ちゃんの苗字の由来もここからなんでしょうかね?)
彼女が最期に見た光景はゴンドラの中で怯える少年探偵団。
それがきっかけで火事場の馬鹿力が発揮されて観覧車を止める事が出来ました。
最期の最後まで持って居たイルカのキーホルダーが彼女の全てを物語っていると思います。
彼女の心はきっと最期は純白だったんだと思っています。



長くなりましたが以上で感想・ネタバレ終了させて頂きます。
駄文ではありますがお付き合いありがとうございます。
シーン、台詞は覚えている限りの物を記載しましたが時系列など間違いがありましたら申し訳ありません。
訂正箇所などありましたら教えていただけると嬉しいです。

comment:(0)
2016/05/01 (22:56)
prev / next

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -