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 〜歌仙兼定と行く〜 目白台・関口の雅を巡るスタンプラリー後編

前編からの続きになります。
事前にお伝えしますが、前編より長くなっています。
色々とご了承ください。

ルートのおさらいです。
1日目:日本女子大成瀬記念館→鳩山会館→印刷博物館→江戸川橋地蔵通り商店街(→東京国立博物館→国立科学博物館)
2日目:ホテル椿山荘東京→講談社野間記念館→永青文庫→関口芭蕉庵→新江戸川公園「松聲閣」(→東京カテドラル聖マリア大聖堂→サンシャイン水族館)
今回は2日目のルートを書いて行きます。

Dホテル椿山荘東京
東京メトロとB-ぐるを駆使して移動しました。
ちなみに朝食はぼっちでムーミンカフェに行きました。
噂の神対応でしたね…。
話は戻りまして、椿山荘です。
バスがホテルの入口まで来てくれるので安心しました。
入口を右手に曲がるとスタンプ台と歌仙のパネルがありました!

本当はもう少し写真を撮りたかったのですが、あまりの高級な雰囲気に押しつぶされそうだったのですぐさま退散。
ちなみに、松聲閣ですべての用事を終えてから随分と時間を持て余してしまったので、ショップで噂のグリーンティーマスカットを購入しました。
自宅に帰ってからじっくり堪能しましたが、とても美味しかったです。
勿体なくて2杯目以上は飲めないくらいです…。

E講談社野間記念館
椿山荘から徒歩5分程度で到着。
恥ずかしながら横山大観の作品は生まれて初めて見ました。
絵から伝わるパワーが凄まじかったです。
繊細で尚且つダイナミック。
あと、鳩山会館でも拝見する機会があったのですが、字がとても上手でした。
私も見習いたいです。

あと、休憩室から見えるお庭も素敵でした。

F永青文庫
永青文庫までは徒歩で移動。
東京とは思えないくらいひっそりとしていて静かな場所でした。

建物は4階まであり、4階から降りて展示を観る展示方式になっています。
自分が着いたときは10:30頃でしたが、その頃には3階の階段付近まで列がありました。
スタッフの方で形成した列ではなく、順番で一番前から見たい方達で自然に作った列とのこと。
一番最初の展示の生駒光忠を見るまで30分くらい待った気がします。
まず展示室に入って驚いたのが展示物の高さですね。
目線の高さより少し下かな?というくらいの高さで、刀文がしっかり見れるように展示されていました。
展示している刀などを置いている所が畳だったのも地味にポイントです。
あと、刀を展示している下の部分ですが大理石などの土台ではありません。
ガラス窓の下から長持(しかも家紋入り)が見えます。
永青文庫さんの公式Twitterでも紹介されていますので、気になる方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
そして本題です。
一番最初の展示は国宝の生駒光忠それに続き守家造などを見て、ついに歌仙兼定の番。
生駒光忠などを見た後では、とても華奢な刀だなぁという印象でした。
それと同時に小型なので振るいやすい刀だなぁとも思いましたね。
歌仙拵も美しく、鮫皮(殆どはエイ)を使い手間の掛かった物だなぁと思いました。
忠興の美的センスは時代を一歩先行っていたのかもしれないです。
本当はもっともっと長く見ていたかったのですが、後ろが詰まってしまうので泣く泣く進みました。
忠興の甲冑や海賊、古今伝授の太刀、扇面かるた、桜九曜紋透鍔など4階から2階まで時間が許す限り目に焼き付けるように見て来ました。
鍔を展示している部屋がアンケートを記載する部屋だったのですが、カーテン、鉛筆入れまで九曜紋入っていました 永青文庫のこだわりが凄かったです。
後々分かったのですが、歌仙の中の人も永青文庫に行ったようで同じものを見て来たんだなぁ…と感慨深くなりました。
ずっとずっと歌仙兼定を見ていたかったですね。
あと、少し驚いたのが「歌仙兼定で36人斬った記録は細川家に残っていない」ことでした。
もしかすると36人斬りは伝説上の話なのかもしれません。
それでも、この刀が細川忠興の物には変わりありません。
ゲームの話になってしまいますが、歌仙がその事実を知ったらどう思うのかなぁと思いました。
でも、彼は刀としての誇りを持っていると同時に細川忠興の刀としての誇りも持ち合わせていると思っているので、歌仙は変わらないんだろうなぁと思っています。
そんなことを考えながら白亜の屋敷を後にしました。

G関口芭蕉庵
関口芭蕉庵までは徒歩でしたが、下り階段だったとは言え突胸坂の傾斜が凄かったです。
これから永青文庫へ向かうと思われるすれ違う女性がみんな苦しそうな顔していました。
多分登りだったらギブアップしていたかもしれないです。

関口芭蕉庵の中は鬱蒼としていて静かな場所でした。
「ここが東京なの?」って思うほど本当に静かな場所でした。
途中地面からタケノコ?が生えていました。
冗談抜きに虫に刺されそうなほど木々が鬱蒼としていますので、もし観光で行かれる方は虫よけスプレー必須です。
良い森林浴になったところで一周して出口へ。
最終地点の松聲閣まで向かいます。

H新江戸川公園「松聲閣」
松聲閣までは徒歩での移動です。
ここがスタンプラリーのゴール地点でもあり、歌仙のパネルがある場所です。
あと今更ですが、実は関口芭蕉庵と椿山荘のスタンプ押す箇所逆になっていたのを関口芭蕉庵で気が付いたんですが、スタンプラリーの受付のお姉さんが笑って流してくれたので良かったです。ありがとうございました。
喫茶でアイスグリーンティーと加勢以多を頂きました。
2日目もとても暑くアイスグリーンティーが身に沁みました。
一息ついていざ歌仙のパネルとご対面。

歌仙、思った以上に身長が高かったです…!
175pと大倶利伽羅と同じ身長なのですが、履物の分身長が高くなっているとはいえそれ以上に大きいなと思いました。
花丸歌仙も可愛かったです。
書き下ろしの歌仙の麗しさったら本当堪らんです。
写真を撮っても撮っても撮り足らない!
周りに審神者と思われる女性がわらわらと集まって来たので、流石に自我を抑えました。
ここも名残惜しく部屋を後にしました。
そして松聲閣を出る際にコラボグッズを購入しました。
全部素敵で素敵で、今でも大切に使っています。

これにて〜歌仙兼定と行く〜 目白台・関口の雅を巡るスタンプラリーは全制覇ということで終了です。
本当に楽しかったです。
ですが、まだまだ旅は続いてます。
ここから先は前編同様番外編です。

☆東京カテドラル聖マリア大聖堂
椿山荘からB-ぐるで護国寺駅まで行こうと思っていたのですが、バス時刻が合わず時間を持て余していました。
そこで椿山荘の向かいにあった東京カテドラル関口教会に立ち寄りました。

ミサをやっていました。信者ではないので見学するのは少し抵抗がありましたが、見学自由だった為拝見して来ました。
もうここまで来たら怖い物なんてありません。
厳かな雰囲気ではありましたが、聖書を読む参加者の声が美しかったです。

☆サンシャイン水族館
旅の〆にサンシャイン水族館に最後立ち寄ったんですが、人滅茶苦茶いました。
しかも自分の周りはカップル、家族連れ、カップル、カップル、家族連れ。
若干ぼっちでチケット買うの待っているのは辛かったです。

水族館は久しぶりでテンション上がりながら1人で黙々と魚やカワウソ、ペンギンを撮っていました。
オタリアは餌の時間だったらしくやたらテンションが高かったです。
とっても癒されました。

以上で歌仙のスタンプラリーレポは終了です。
本当のことを言うと、スタンプラリーで行った場所殆どは知りませんでした。
でも、知るきっかけを作ってくれたコラボに感謝致します。
コラボを企画した文京区さん、スタンプラリーの会場の施設のみなさん、本当にありがとうございました。
感謝しても仕切れないです。
もし再びコラボ企画がある場合必ず行きます。
出来れば今度行くときはもっと時間を取ってのんびりと文京区回りたいです。
本当に、本当にありがとうございました。

ざらめ


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2016/09/20 (23:03)
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