「……………ぐー」

「…………おい」

「…………ぐうー」

「………おい」

「…………んがー」

「おい!」

「ハッ!」

「起きたかよい」

「あ、あれ…?」

「立ったまま寝るなんて器用な奴だねい」

「…………………」

「どこの隊の奴かは知らねぇが、寝るんだったら部屋行け」

「…………………」

「………おーい」

「………まっ」

「あ?」

「マルコ隊長ー!?」

「おぉ!?」

「どどどどどどどうもすみませんでしたー!」

「え、ちょ」

「ホント、ホントにっ!こんな一隊員が…いや、ただの雑用が隊長にご迷惑をか、かかかかかけっ、て!」

「だーっ!落ち着けよい!誰も怒っちゃいねぇ」

「すみません…」

「頭も下げんな。とりあえず寝てぇなら部屋行って寝ろ」

「……………」

「わかったかい?」

「………………」

「…おい、どうし…?」













「ぐー…」

「…………は?」

「………んごごがー」

「…………………こいつ、二番隊の奴か」





部下は隊長に似る


「おいエース、こいつ…」

「ぐー」

「ん?おぉ!おれんとこの奴だ!」

「やっぱりか…」

「ハハハ!こいつはいつでも何処でも寝るからなぁ!ハハ、ハ……」

「……………エース?」

「…………ぐー」

「…え?」

「「………ぐごー」」

「………………………………………え?」





何、この状況