×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -
ナナシ「でも〜;;」

サク「はぁ・・・ナナシがとろとろしてるせいで、もう限定のあんみつ間に合わないわね・・・」


ナナシははっとしたように

自身の腕時計を見る


サク「あんたのマイペースさにはほんと頭が下がるわ;;」

ナナシ「・・・・・・ごめんなさい;;;」

サク「もう、いいわよ。また今度にしましょう」


サクラはそういうと

俺の座っている茶屋のベンチに腰を掛けた

ナナシはというと

サクラが腰を掛けたのを見て

自分は近くの店をぶらぶら見歩き出した


サク「シカマル、あんた何時になったらナナシに告るのよ?」

シカ「ぶっ!!!!!」


あまりの唐突な質問に

思わず飲んでいたお茶を吹いてしまった


サク「もー汚いわね;;;動揺しすぎよ」

シカ「お前が急に変な事に言うからだろ!!!」

サク「別に変じゃないわよ。前々から言ってるじゃない」


俺がナナシのことを好きなのを

サクラは知っている

つーかサクラに限らず

俺の同期は皆というほど知っている・・・

俺は分かりやすいらしい・・・;;;

そんなことはないと思うが


『シカマルってばずっとナナシちゃんのこと見てるよな!!(笑)』



prev next