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- ナノ -



サク「ほらナナシ!ぼけっとしてないで、早く行くわよ!!」

ナナシ「ちょ、待ってよサクラ;;;」


俺の耳に留まった声がある

ひとつは俺の幼馴染み

いののライバル?のサクラ

そしてもう一人が・・・

俺がずっと片想いしていてサクラの親友であるナナシ

ナナシはすげえ可愛いげのあるやつで

キバ曰く狙ってるやつも多いらしい・・・

無理もないと思う俺もいる

その反面

何かムカつく俺もいる

自分でも意味わかんねぇんだよな・・・

こんな気持ち

初めてだからよ・・・・・・


ナナシ「あ、シカマルだ!」


ナナシは俺に気づいたのか

こっちに寄ってきた


シカ「・・・よ」


声をかけてくれるだけで

俺には十分すぎる


ナナシ「もー無愛想なんだから。もう少し派手に反応してよね。何か嫌がられてるみたいじゃん;;;」

シカ「は!?いや・・ちが「馬鹿ねーこれがシカマルなのよ。あんたも分かってあげなさいって」


ナナシがついてきていない事に

気が付いたサクラがこちらに来て

俺に助け船を出してくれた



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