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「#幼馴染」のBL小説を読む
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- ナノ -
状況報告、のち食事



「死ぬかと思った…」

「お疲れ様」


しくしくと泣きながらナミさんに慰めてもらう


今頃ルフィさんの足はなくなっているのだろうか…

いや、それはないな(多分)


とりあえず雑用でもなんでもやればいい


とばっちりをくったことを怒りながら、なにがあったかの状況の説明をする






「はぁ!?一年間!?」

「思ってたより多いな…」

「それがいやなら片足置いてけって…」

「ヤ、ヤクザか…あそこは」


はい、めちゃくちゃ怖かったです…


なんにせよ、船長の彼が捕まっている以上ここから動くことはできない

私たちが出した結論は


「食いにいくか」

「あぁ、腹減ったしな」

「動けないしね」


とりあえず腹ごしらえ、という結論に


しかーし、私は一度オーナーさんに顔を見られている

もし鉢合わせたら…



足、切られちゃう!?

いやぁぁぁ…!!


私が頭を抱えながら悩んでいると、船を降りる準備が出来たらしい

ヨサクさんとジョニーさんに見張りを頼み、船を降りる


「アルト、行くわよ」

「でも…」

「…………魚料理」

「…………」


ピクッ


「うまいんだろうなぁ」

「…………」

「ん?アルトは行かねェの「行きます!」




「…扱いやすっ」

「まったくだ…」

「…さて、上等な酒はあるかな」

「まだ昼だぞ」


さーかなっ、さかな
さーかなっ、さかなー

うまいぞー、さなかぁー


先程の不安が遠く彼方へ飛んでいった

今の私は魚料理のことで一杯だ


「アルトー、ティッシュ持ったー?」

「はい!」

「一つじゃ足りないわよ」

「じゃじゃーん!三つです!!」

「よろしい」

「…お前らは親子か」


え?なにいってんのウソップさん

私とナミさんは友達だよ??


鼻をすすりながらレストランの扉をくぐる

途中オーナーさんらしき後ろ姿が見えたので、サッとゾロさんの後ろに隠れた(見つかったらヤバイしね)


「アルトは何食べる?」

「魚メインの料理!」

「じゃあ、これとこれと…あ、これは二つね」

「酒はねェか」

「ウソップさんはなに食べます?」

「そうだなー」





レストラン+料理

=いただきまーす!



(うまっ!これうま!)(口周り汚いぞ)(…酒)(予算オーバーよ)


(げっ!おまえら!)((((よっ、雑用))))