完結しました
2013/04/10
お待たせいたしました。全５話と中編とも言えないような長さにまとまりましたが、ぼんやりと「こんな設定どうだろう」と構想していたものをこうして形にすることができ、ほっとしています。嬉しいです。
速筆な方は言葉を無意識に口にして話をするのと同じように、手を動かして文章を書いていくことができるのかもしれませんが、風見の場合はいつもぼんやりとしたイメージの中からお話が始まります。たくさんの水彩絵の具を混ぜて色を付けたようなカラフルな霧があって、その霧はぎゅっと固めて固形にすることができるんです。そして少しずつ霧を固形のパーツに作り替えていきます。起、承、転、結、の４つのパーツができます。最後にそのパーツをパズルのようにぴったりと合わせて、完成です。まあ言うほど作品数もないですしジャンルも今のところひとつだけで、ひとりでも読んでくれる方がいれば嬉しいなくらいのスタンスでズメイを続けていますので、お話を書くことはそんなに大層なものでもないのですけど。風見の書くお話は完成まで割と時間が掛かります。でも、それで良いと思っています。書きたいときに書ける場所がある、これほど楽しくて幸せなことはないです。ですので亀更新でもズメイは続きます。これからもどうぞ温かく見守ってやってください。風見は泣いて喜びます。
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