オマケ
『ねぇ、恭弥!ナッポパフェ美味しかったでしょ?』
私が恭弥の前にグイグイとスプーンを差し出すと、恭弥は仕方なく…といった感じで食べてくれた。その事が嬉しくってパフェの感想を聞いたんだけど、何故か恭弥のご機嫌メーターが急降下。
(パフェ食べてる時はご機嫌だったのに……)
「そのさ、「ナッポ」ってやめない?」
『へっ、何で?』
そう言えばツナ君も同じ事言ってた様な…。
頭に疑問符を浮かべる私を見てか恭弥は小さく溜息を吐いた後に、こう言った。
「どこぞの変態を食べたと思うと…ね。食べるなら芹奈の方が『あー、はいはい!此処道端ね!』
恭弥の言う言葉の意味が分かり、私は咄嗟に恭弥の口を手で押さえる。
「(手で押さえるなら口で塞いでくれればいいのに…)」
恭弥がそんな事を考えているなんて、私は知る由も無かった。
(後日談だが、再びパフェを食べに行くと「ナッポパフェ」から「ヒバパフェ」に改名されていた。
……なんでだろ?)END
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