「何なのさ織田!ヤることしか考えられないの!?」
『違う!ヤることじゃなくて如何に恭弥で気持ち良くなれるか考えてんだっ』
「な…っ」
『俺が恭弥のパンツ盗むのも上履きの匂い嗅ぐのもリップ使うのも写メった入浴シーンでオナるのも恭弥で気持ち良くなりたいからだっ!俺のリビドーは恭弥にしか向かん!』

織田…。
そんな事までしてたのか
おかしいと思ったんだよ!使い古してそろそろ捨てようと思ってた下着がいつの間にか無くなってたり、上履きから妙な生暖かさがしたり、リップが急激に減ってたりお風呂に入ってたら変な視線感じたりするのも! 全部コイツが原因だったワケだ!!
ちくしょうやられた!わざわざ僕に『パンツ寄越せ』とか言わなくても既に持ってんじゃん!もしかしてカムフラージュ…!?
これは一度お灸(それもとびっきりの)を据える必要があるみたいだね…。 ちょっとカッコいいこと言ってるような気がしたけど気のせいだっ

『隙ありっ』
「 ! ちょ、ゃ…っ」

ドサッ
湧き上がる怒りに腑を煮えくり返らせていれば、その時に出来た隙を突いて織田が僕を押し倒す。しまった…。この男はマウント・ポジションに立つとやたら強いんだ



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