〈あ、きょーやー?俺俺〉
「そんなあからさまな振り込め詐欺に僕は引っかからないよ」
〈詐欺じゃなくってー。織田だけども今ヒマだよな?〉
「決めつけないでよ。…で、一体何の用?いきなり荒い息づかいから始まって」
〈いやー ははは。恭弥の声耳元で聞いたら興奮しちゃってさー。あのままテレフォン・セック「電話切るよ」

危ない危ない…。あともう少しで聞いちゃいけない言葉を聞くとこだった。 ただでさえそういう行為に及んでるとき、織田ってアレでソレなプレイ要求してくるからね。 今あそこで断ち切らなかったらホントにその…電話でスることになってたよ。 僕も抵抗するけど、何だかんだで最終的には織田の言うこと聞いて、ふ、フェラとか69とか色々しちゃってるし…。ち、違うの!僕が悪いんじゃなくて織田が悪いの!織田の口が上手い…って違う!違うから!そういう意味の上手いじゃなくて…っ あぁ、もう!
「織田のバカ!」
〈ぐはっ!や、やっべゾクゾクしてきた…。きょ、や もっと罵って…ハァハァ〉

カチャカチャ ゴソッ

「!!?」

えぇえ、何今の音!僕のカンが正しければ…。 いやダメだ考えるな流せ!

「い、忙しいみたいだから僕切るねっ」
〈ぁ…っ、は きょぅや、待っブツッ

危ねー!今絶対ちょっと始めてたよ…! あのまま織田が1人で始めてたら口車に乗せられて僕まで1人でスるはめに…。 恋人がいるのに何が楽しくて自慰なんかしなきゃいけないのさっ
遠距離だったら寂しさのあまりとかあるかもしれないけど、僕と織田は同じ並盛中だから毎日会ってる



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