イゾウとマルコの会話文


煙管のやり取りをイゾウは目撃してしまった。

「(あれはなんだ判っててやってンのか?だったら俺は口出ししないほうがいやでも逆に言ってやったほうが2人の為っつーか六月一日はぜってぇ意味知ってると思ったんだけどえっ俺の勘違い??こういう時サッチがいて尚且つ知識があったら空気読まずにガンガン突っ込んでくれんのにあのフランスパンコックなんで死にやがった刺しても死ななそうな面してたくせに)」
「どしたいイゾウ。百面相ぐあいがやべぇよい」
「あぁマルコ…。俺は目の前でいとも容易く行われるえげつない行為に気が遠くなりそうだぜ…」
「マジでどうした。あの2人かぃ?」
「そうなんだが…。いや言うのはよしとくよ。下手なこと言って関係にヒビが入っても困るからな」
「??」

煙管を女から男に渡すなんて、しかもそれを吸っちまうなんて。ただの友情かもしれないがそうでないのかもしれない。
意味を知ってるとこんなにももやもやするんだなぁ。







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