ていくんはいんらんでごめんなさい02







最近、忙しいみたい。
ご飯を食べて、お風呂に入るとトラは寝てしまう。大きな鼾をかきながら、ベッドに大の字になって寝転ぶ。僕が眠ろうと、隅っこからベッドにあがると、トラの大きな身体がベッドを占領しているので、申し訳ない気持ちになりながらも、トラの腕から脚にかけての間に空間を作ってもらって、そこに転がりこむ。寝息をたてているトラの生きている音が心地よくて僕も知らない間に眠っている。
朝、眩い光とともに、すこしだるい身体を引き摺るように目が覚める。瞬きを何度か繰り返したあと、目尻を手でこすり、欠伸をふあぁとしてから、立ち上がり、自室へ向かい引き出しから服を取り出して着替える。どれにしようと悩みながら、大きめの水玉が可愛い服にすることにした。エプロンもついでにつける。トラや柴田くん達が誕生日にくれたゾウさんの絵柄がプリントされたものだ。お気に入りで、身につけるだけでとっても幸せな気分になれる。
階段を降りて、洗面台へいき、洗顔したのち、髪の毛を整える。自分の身支度が出来てちょっと満足。けど、ゆっくりなんてしていていられないから、急ぎ足で台所へ。
台所へ向かうと真夏なので熱気が篭っていた。朝の涼しさを招き入れるために、窓をあける。冷たい冷気と浮くように綺麗な空気が入ってきて、肺いっぱいにためこむ。これで、トラの起きてくる頃には涼しい快適な台所になっているはず。それでも熱いみたいだったら冷房をいれよう。節電しなきゃいけないけど、トラの快適さと引き換えには出来ないもん。
まず、お弁当を作るので、昨日の晩に下準備してあった食材を冷蔵庫から取り出す。最近、疲れているみたいだし、精を出して元気になって欲しいから、鰻の蒲焼がメインだ。網で焼いて、特製のたれをつける。香ばしい香りが鼻腔をかする。よかった、美味しくできそうだ。本当はあつあつのご飯で食べて欲しいけどお弁当だからそれは敵わない。ご飯の方にもたれを先に塗っておいて、少し冷めたご飯の上に鰻を盛り付ける。お弁当箱からはみ出してしまうくらい大きな鰻なので、綺麗に切って並べて、ぎっしり鰻が詰っているようにする。あとは付き合わせのおかずを二十品くらい詰めて完成。殆どの準備を昨日の間にしておいたので、朝、お弁当に掛かる時間はそんなに多くない。
次に朝食の準備をする。昨日は和食テイストの朝食だったので今日は洋食にすることにした。卵を冷蔵庫から取り出してボールの中でかき混ぜる。牛乳と塩コショウをいれて、さらにまぜ、温めたフライパンにバターを一切れ、入れて溶け、全体に広げたら、卵液をいれて、焼く。ふわふわオムレツの出来あがりだ。これに昨日の夜に作っておいた、スープを冷蔵庫から取り出す。かぼちゃのスープ。冷たいのが良いか温かいのが良いかわからないから、半分だけお鍋に移し替えて、あたためる。あとはサラダ。ボールいっぱいのサラダを用意する。魚介類のマリネを野菜の上において、和えると海鮮サラダの出来あがり。パンはトラが起きてきてから焼くことにしている。種類が十種類程度あるから、どのパンが食べたいのか聞かなきゃわからないから。ギリギリまで寝ていて欲しいから七時四十五分ぴったりにトラを起こしにいく。階段をそろり、そろり登って、扉をノックする。気持ち良く寝ているトラを起こすのは申し訳ない気持ちでいっぱいになるけど、お仕事、行かなきゃいけないから。

「と、トラ、起きて?」
「っ―――」
「とら、朝、だよ」
「あと、五分……」
「だ、駄目だよトラ。もう起きなきゃ」
「いける、いける……」
「いけないよぉ。とら、と、トラ!」
「! あ、わりぃ、起きる……」


のそっと大きな身体をトラはベッドから起こす。いつも、僕が大声を出すと驚いたような表情をとった後、起きてくれる。以前、理由を訊くと「お前、あんま大声出さないから」と答えてくれた。ごめんなさいって謝ると違うってお凸を叩かれた。優しい、なぁ、トラって。
お洋服は会社に行くときだけ僕が用意させてもらっている。起きたっていっても、ベッドの上に腰掛けて半分寝ているトラにスーツを渡していく。


「トラ、ネクタイの色は深緑か紺色、どっちにする? それとも、今日は赤にする?」
「あ――赤で頼む」
「うん! はい、トラ」
「サンキュ」
「別に、お礼いわれることじゃないよ」
「ん――けど」
「あ! 靴下は黒でいい?」
「黒でいい。黒で良いぞ――」
「はい。あ、じゃあ先にしたへ行ってるね。飲み物、スープあるけど他にはなにかいる?」
「珈琲」
「わかった。アイスコーヒーでいいよね?」
「お――スープは温かいので頼むわ」
「はい、じゃあ行ってるね」

パタンと扉をしめて、木目の整った床を足で踏みしめながら廊下を歩く。珈琲の豆を機械の中へ投入して沸かす。珈琲特有の香りが台所を包んだ。氷で冷ましたいけど、薄くなるので、氷水に珈琲の入ったグラスを入れ冷ます。農家の人から直接買ったちょっと濃度の高い牛乳でわって、珈琲が完成した。シロップは横に置いておく。トラが好きに調節できるように。
階段が軋む音がして、トラが起きてきたことを察する。机の上にランチョンマットをひいて、用意しておいたサラダと珈琲。再び、軽く温めなおしたスープをおき、パンを選んでもらいトースターで焼く。
焦げ色がちょうどよい具合になったのを見計らってトースターからパンを出す作業を三回繰り返して焼き上がる度にお皿に載せてトラの元へ運ぶ。美味しそうに召し上がってくれるトラの表情に見惚れて、幸せとかいうあたたかいぽかぽかしたものを分けてもらっている気分になる。いや、僕はとっても幸せなんだ。僕の作ったものをトラが食べてくれる。いってらっしゃいって言える。だから、幸せに浸り過ぎて、欲張りになっちゃったみたい。

トラが最近忙しい。
つまり、そう、恥かしい話、セックスの回数が減っているというわけなのです。
この前セックスしたのは一週間前。今週、忙しくなっちゃったから、トラは帰宅してすぐ寝る、を繰り返す。もちろん、トラが疲れているから、寝てくれて全然良いし、寧ろ寝てくれなきゃこまるんだけど、僕の身体と心は残念ながら別物。本当に、情けない堕落した身体で涙が出てきそう。かといって、そんな疲れているトラを僕から誘うなんていう粗相をしてはいけない、加えて、彼に僕が欲求不満だということがバレてはいけない。だって、トラは僕が溜まっているって知ってしまったら、無理して、僕の相手をしてくれるから。



「じゃあ、帝。行ってくるわ」
「うん、いってらっしゃい」
「お―――あ、そうだ」
「え?」
「朝のエネルギー補充ってことで」
「ふわ!」

トラの大きな両手が僕の後頭部を掴み、唇の隙間から舌が入り込んでくる。暫く、啄ばむようにキスを繰り返す。脳味噌がとろとろに溶かされて力が入らなくなっちゃう。なんとか、トラの腕を掴んで身体を立たせているけど、腰が抜けそう。熱のたまった目尻からあつい涙がちょっとだけでてくる。

「よっし! じゃ、行ってくる」
「ふ、あ、うん。いってらっしゃい」

最後にお凸へキスをして、トラは意気揚々と出かけてしまった。いや、しょうがないし、嬉しいんだけど、溜まった熱は正直、爆発寸前で、収まることを知らない。けれど、食器の後片づけや掃除、洗濯、他にも色々とやらなきゃいけないことは溜まっているから、オナニーをするのも無理。はう、どうしよう、と考えた結果、今すぐには無理でも、いつもより頑張って、早めに終わらせれば、出来るんじゃないかっていう短絡的で呑気で、馬鹿な思考回路はそう結論つけた。トラが眠っている横で夢精するよりましだよ。本当に、このままいったら、夢精してもおかしくないから。自分をなんとか言い聞かし、昔のことを思い出しながら、爆発寸前の欲求を収めた。







なんとか、いつもより早く終わらすことに成功して、久しぶりに自室に隠された箱の中から玩具を取り出す。がちゃりと開けた中にはローターやバイブ、アナルパール、その他、諸々が大量にあった。トラにばれてトラの使用済パンツとかは返却したけど、玩具とはか今もトラとのプレイの中で使うこともあり、いっぱいある。僕は箱の中からトラのものと同じくらいのバイブを取り出す。同じくらい……といってもトラの方がやっぱり大きいんだけどね。

「んっ――」

れろーと涎をバイブに垂らす。トラのおちんちんと被せながらしゃぶり付いた。淫液の味はしないけれど、咥内に含み舐めるだけで、気持ちは昂りを見せる。舐めながらエプロンを解いて、衣服を脱ぐ。体液で濡れて、着替えなきゃいけなくなると困るから。トラにどうして、朝と服が違うのか尋ねられ、上手く答えられる自信がない。
すっぽんぽん、生まれたままの姿になった僕は、箱の中に入ってあったローションを手にすくう。十円玉くらいの量で充分なのに、勢いよくすくってしまい、大量のローションで後孔を慣らす。収縮を繰り返す襞の動きを無視して、強引に指を一本、ずぶっといれる。

「ひゃうっひんっあ!」

たまたま、浅めの場所にある感じる所を擦ってしまった僕は声をあげた。オナニーなのに自分で声をあげるって恥かしい。普通は自分のペースでやるから、指を使っている時、喘ぎ声は漏れない筈なのに。

「ふぁっひゃあっ」

それでも感じる所を弄くる指は止まらない。くちゃくちゃ、ねちゃねちゃと何時の間にか、内壁を弄くる指は二本に増えている。浅い所にある快楽のツボをその度に押す。もどかしい刺激が僕の身体を駆け巡る。

「ひゃう、くうぁ、あ、とらっ」

しゅぽんと指を抜き、唾液で光るバイブを後孔に突き刺す。容赦なんて文字はなく、強引に開ききっていない孔へ突っ込んだので、皮膚が引っ張られる感覚がする。けど、それを無視して、僕はバイブを押しいれた。

「ひゃぁぁぁぁ! あぐ、ふあぁっあ、きもちっあっ!」


スイッチをonにすると暴れ出す。僕はゆっくりと瞼を閉じてトラのおちんちんを思い出した。いつも、僕を激しく突き上げてくれるトラのおちんちん。大事に扱ってくれているのは判るけど、最終的に理性が少しなくなってくれるみたいで、酷く乱暴で頭の中が途切れるくらい、犯してくれる。

『キモチイのかよ、帝は淫乱だなぁ』
「あっとら、ひゃぁあ、うん、ぼく、あ、ひゃあぁあ、いんらんっなっの」
『へ――じゃあ、コレはキモチイかよ』
「ふぁっあ! ひゃぁっあん、あっきもっちいよっあ、トラ、とらぁぁん、あふぁん」

脳内にトラの声が響き渡る。妄想するのは得意だ。恥かしいし情けない話だけど、長年、僕の性欲処理はこのような形で行われてきた。
素直な身体は後孔を締める。密着して、バイブの形に内壁が出来あがっていく。粘着質な音が、僕の中で暴れ出した。

「あっあっひゃゎんんっつあ、とらっあ、ぁぁ」

生理的に浮かぶ涙で視界が霞む。バイブの段階を強に押し上げる。

「ひゃぁぁぁああぐ、っつあ、あ」
『ここ、好きだよなぁ、帝って』
「ふあぁっあ、好きすきぃぃぃ! そこ、突かれるの、だいすっつきっぁふあぁ」

ラストスパートをかけようと、後孔に突き刺さったバイブを握り締め、激しさを最強にする。おちんちんを弄る必要はない。後ろだけで達した方が気持ち良いもん。

「ふっあ、ひゃう、いく、あ、いく、っへ? いや、なんで、イけない、よぉ。なに、これひゃ、あぐぁ!」
「なぁ、帝。なに、一人で盛り上がってんだよ」
「ふへっあふあ、あぁ、と、とら? いやっあ、なんでっあ、っふあぁ」
「仕事、早く終わったらから。一時間くらい。んで、帰ってきたら帝が出迎えにこねぇから心配になって探してたら、ここから、喘ぎ声が聞こえて、何事かって駆けよったら、お前がオナニーしてたってわけ」
「ふっあっあ、いやっみないっで」
「んでだよ、ピクピクしてて可愛いぜ」
「いやっあっつふあぁ!」

いきなり表れたトラにバイブを抜かれ、達する直前で敏感な身体を弄くられる。張り詰めたおちんちんの先端からは我慢汁が漏れていて、割れ目に、指先を押し込まれた。

「ふ、あっごめっごめんなっさっい、おなにーしてっあぁあっぁ!」
「謝るなって。どうせ、今日、セックスしようって思ってたしさ」
「ちがつあぁっひゃうぁ」

後孔にトラの長い指を入れられる。今の僕は胡坐をかいたトラの間に膝を折って座っている状態だ。下から、ちゅぷんと指を入れられ掻き回される。前立腺をトラの指がひっかく。

「あぁっひゃぁっつ!」
「ここ、好きだよなお前って」
「あっ好きっすきですっあっつ、ひゃぁっあぁっあ」
「可愛いぜ」

二本目を入れられ、嬌声もあげることしかできない。本当はお出迎えにも行かず、トラが帰ってきたのにお茶も出してあげられなかったことを謝りたいのに。前立腺を二本の指で挟まれて、思考が馬鹿になる。

「ああぁぁぁっひゃぁぐあっあっつあ、とらっあそれ、やめってぇ」
「キモチイんだろ。じゃ、いいじゃねぇか。なぁ、帝。ところで、今日は、お前、すげぇ、のり気みたいだし、お前から、跨って腰振らねぇ?」
「ふぁっあ、っ」

僕は精一杯、首を縦に振った。それがトラの望みならなんだっていいよ。僕も限界だし。それに、僕、いつもノリ気だよ。いつだって、トラのが欲しいよ。



「んっ――」

向かい合う体勢になり、僕は後孔に指を回す。深呼吸をしながら落ち着きを少し取り戻す。それでも、爆発寸前のおちんちんは情けないくらい張り上げているのだけれど。
入口の襞をぐっと拡げると、くち、と擦れる音がした。ぐちゃぐちゃに濡れ、我慢汁か腸液か、ローションか判らなくなったお陰で滑りは良く、拡げても、対した痛みはない。あるのは、焦る欲望だけ。

「はっ……、あっ」

視線を向けると、トラが気持ちよさそうに笑っているのが判った。とても楽しそう。唾液を呑み込む音が微かに聞こえて安心する。良かった、呆れられていない。
震える指先でトラの下肢に手を伸ばす。ベルトを寛げファスナーを下ろした。

「あっ……ふぁっ……」

完璧に上を向いているおちんちんに手をやり、何度か擦る。バイブやトラの指によってすっかり解れた窄まりにあてがう。
肺から空気を押し出して、ゆっくり腰を落していく。本来、受け入れる器官ではないから、多少、抵抗はみせるけど、すんなり、トラのものが僕の中へ入っていく。

「ふっあぁっ……ふあぁっひゃうぁっ」

生理的な涙で視界が曇る。バイブなんかとは比べ物にならない。内側から圧迫される苦しさがちょっとあったけど、気にはならない。それ以上に喜びに満ち溢れている。一週間ぶりのトラのだって考えるだけで、射精しちゃいそう。脳が溶けていく。
力がふにゃっと抜けてしまい、腰の高さを加減していた両脚を支える力もなくなってしまい、一気に腰が落ちる。

「んんっ――! んん――!」

最奥までずぶっと、入り込んだ、おちんちんに、嬌声をあげることもできず背中をのけ反らせる。衝撃にどぷっと精液が僅かに漏れてしまい、トラのお腹に白濁が飛び散った。ふ、あ、どうしよう。汚しちゃった。

「ふっあ、ごめっなさっい」
「別にいいぜっ。な、帝、それより、どうして欲しい。今のお前、無茶苦茶、色っぽいけどよ」
「ふえ、へ? あふっ」
「言ってみろよ、欲しいなら」

腰をトラの大きな手に掴まれ、上下に揺すられる。けどそれは温いもので、達するような刺激は与えてくれない。トラの言葉からは熱い欲情を含んだ吐息が漏れているのに。僕のおちんちんはそれだけで反応しちゃって、直接刺激したわけでもないのに、内壁が物欲しそうにうごめく。

「と、とら」
「ん?」
「は、はやくっトラので、きもちよくして」
「もっと詳しく言ってみろ、な」
「僕の淫乱なおまんこに入ってるトラのおちんちんで、激しく突いてイかせてっくださっい」

もっと上手に誘えたら良いのに。精一杯の嬌態をもって囁いたけど。媚びるというより、泣きそうな声がでる。
けど、トラは満足してくれたのか、口許を上げて、腰にまわす手を強め、回答の代わりに腰を揺らしてくれた。

「ふぁっあ、とらっとらっ! とらっ」

僕はトラの背中にしがみ付き、トラの名前をこれでもかと叫んだ。トラを最大限感じられるように、僕は隙間も残さないほどに、ぎゅっと身体を密着させ、喘いだ。








気付いたら夜になってしまった。何回セックスしたのか判らない。知らない間に寝室に移動している。ぼやける記憶の中に途中から寝室に移ったという映像が流れた。
布団の中で身体を回転させると、機嫌が良いトラの顔がそこにあった。

「帝、起きたのか?」
「と、トラ!」
「あの、さ、お前、セックスしたかったら言ってこいよ。俺は帝だったら、いつでも大歓迎だからよぉ」
「け、けど」
「けどは、なしで、な」

トラの指が僕の指先に絡まる。僕は、うん、と首を下に降ろすことしか出来なかった。色々と反省点があるけど、それは今後に生かそう。今は、ただ、この至福を噛み締めることにする。
「セックスしたかったら言ってこい」
トラは覚えていないだろうけど、実は随分、前にも言ってくれた言葉だ。あの時は、溜め息が混じっていて、お願いだから言ってくるなよ面倒だから、という裏の声が僕の心臓にもしっかり届いていた。けれど、今は、そうじゃなくて、本当に誘ってもトラは迷惑じゃないっていうのが声色から判って、僕の心臓は嬉しさで泣きそうになった。臆病で情けないくらい、淫乱で不甲斐無い僕だけど、もう少し勇気をもてるようになったら、誘ってもいいかなぁって思ってしまった。


僕はゆっくりと、軽くトラの唇にキスをした。トラもそれを返してくれて暫く啄ばむようなキスをした。



20110730









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