リボツナ2 | ナノ



その後 1




「ツナ、ご褒美をやるぞ。」

とても綺麗な顔の美男子がオレの上に乗っかってきています。
ちなみにオレも男です。

「先生、普通はご褒美ってオレが欲しい物じゃないんですか?」

「何だ、てめぇ…オレがいらねぇつーのか。」

半眼で睨むのはやめて下さい。ただでさえ迫力あるご尊顔が益々迫力満点です!
しかも肩も腰もしっかり固定されていて、逃げられやしないんですけど!

「高校入学おめでとうだぞ。これもオレ様のお陰だよな?」

「…はい、その通りです。」

テストで0点取ってくるようなオレをきちんと高校入試にまで間に合わせてくれたのは、本当にありがたかったんですけど。

「それじゃあコレはオレのご褒美じゃなくて、リボーンのご褒美ってこと?」

「どっちでもいいだろうが。お前にとってもイイことだしな。」

ニヤリと笑ったその顔が怖いと思ったことなどこの12年で何度もあったが、今回ばかりはその意味が違うんだろう。これからどうなっちゃうんだろう!



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