リボツナ | ナノ



8.再来(殴りたくなるような)笑顔と玩具達




本当にエロです。
18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい!











先生のエロ薀蓄に耳を塞いでいたら、これ幸いと悪戯をされて自分で自分を呪いたくなってきた。
結局は耳を塞いでも、目を閉じても、身体の反応は止められなかったということだ。
これ以上は言いたくない。
一回の精液の量を比べられたとかもうほっといてくれ。

気に入っていたスラックスを一本ダメにされて、下着共々下肢も洗われてからシャツを剥ぎ取られた状態でベッドの上に連れてこられた。
マグロと呼ばれてもいい。もう動きたくないほど疲れている。
そんな風にゴロリとベッドに寝転がっていると先生が近付いてきた。
ひょいと顔を覗き込まれて視線だけ上げる。

「どうした?」

「どうしたもこうしたも…」

ないと続けようとした言葉が尻すぼみになっていく。
別に下着姿で近付いてきたからじゃない。手にしていたモノに意識を奪われたからだ。

「そ、それって、」

「それ?あぁ、これのことか。」

事も無げに手にしていたそれらを掲げられて自分の顔が強張っていくのが分かる。
疲れて重くなった腕をプルプル震わせながらそっと指差し確認をするようにそれを指し示すと、清々しいほど爽やかな笑顔を覗かせながらベッドの上に乗り上げてきた。

「拘束具だぞ。安心しろ、初心者用の簡易なヤツだ。」

「どこを安心すればいいんだよ!?」

妙な形に繋がれている紐と鎖のそれを手にした先生はまだ何も身につけていなかったオレの足首を掴むとひょいと紐を掛けてきた。
急いで手で払うと枕元にあったバスローブのような赤い布を掴んで肩にはおる。

「変態!風呂場で散々付き合ったのにまだする…」

こんな格好でいるから悪かったんだと怒鳴りながらはおったそれに袖を通してから気が付いた。

「…バスローブじゃない、よね?」

「こんなところのバスローブなんて着せる訳ねぇだろ。だがこんなところで買った割にそいつは似合ってるぞ。」

嬉しくなかった。微塵も。
隠すために着たそれは腿までしかない透け透けの赤い着物のような代物だった。
どんなに掻き合わせても隠せない透け具合に肌色が妙に白く見える赤が気持ち悪い。
しっかりと袖を通してしまってから自分の身体に視線を落として呆然とした。

「襦袢らしいぞ。いわゆる着物の中に着る下着だな。」

「下着?」

これのどこが下着の役目を果たすんだ。赤の隙間から覗く肌の色は気味が悪いほど白く見えて、しかも誘うように前がすぐに肌蹴る。紐など見当たる筈もなく胸の前で掻き合わせた襦袢は尻と中心が裾からチラリと見えてしまうほど短い。
恥ずかしさにベッドの枕のところで座り込んでいると、拘束具なる紐を手にした先生がゆっくりと近付いてきた。

「もうムリ、」

充分付き合ったと首を横に振っても、爽やかさとはかけ離れたイイ笑顔を浮かべたまま腕を取られて悲鳴を上げた。

「ひっ…!」

「大丈夫だ、ツナ。跡が残りにくいタイプにしてあるからな。」

力で敵う筈もなく後ろ手に手首を縛られてから足首も同じ紐で括られる。
ベッドの真ん中に引き摺られてこられたオレは、先生に背を向けるように後ろで手足を拘束されてしゃがまされた。
本当に羽織っているだけとなった襦袢の裾を捲くり上げられ紐を止める鎖がジャラリと音を立てた。

「赤くなっちまってるな。」

先ほどまで自身を埋めていた窄まりに指を挿し入れてゆるりと奥をなぞられる。濡らされてもいない奥は痛い筈なのに悪戯を繰り返す指をぎゅっと食んで淫らに蠢いた。
縛られたままの手を握り締めて上げそうになる声を堪えていると、前へと押し倒されて顔をベッドに押さえつけられ尻だけ突き出したポーズを取らされて慌てた。

「ゃ…!」

後ろで縛られていた手を必死に動かして先生の手を止めるも、今度は鎖ごと横に引っ張られて届かなくなる。
軽い素材の襦袢は捲られたまま背中を上に滑っていった。

「いいポーズだぞ。」

「っ、バカ!」

させられている格好を自覚するとあまりの卑猥さにドキドキと心臓が煩くなる。膝と頬で身体を支えているだけのポーズで下から自分の身体を覗くと今まで無反応だった中心が赤い襦袢の間から育っているのが見えて泣きたくなってきた。
勿論、後ろを弄っている先生が気付かない訳もない。

「どうした、自分の姿に興奮したのか?」

「そんな訳あるかっ…っつ!」

声を上げたところで奥に入れた指を広げられて親指でまわりを撫でられる。羞恥ともどかしさに飲み込んだ息を唇ごと噛み締めていると突然指を引き抜かれて声が漏れた。

「んっ、はぁ…!」

抜かれてヒクついた窄まりを自覚して頬に朱が差す。強請るような声を上げてしまったことが恥ずかしくて顔をベッドのシーツに埋めていると手足の戒めを握っていた先生の手がするっと尻を撫でた。

「…っ!?」

指先で撫でられると腿がビクビクと震える。突き出した格好の尻が無意識に高くなってしまってその間から膨らんだ起立が先走りをシーツにしたたらせた。

「ヤダ…ぁ!」

自分ばかり痴態を晒していることが堪えられなくなって肩越しに先生へと縋るような視線を向けると、見たことがあるピンク色の小さいそれを手にした先生がニッと笑っていた。

「それ…」

まさかと思いながらも先生の指がそれを摘んだまま奥へと吸い込まれていくのを見て身体を捩る。
それでも縛られた手足のせいで逃げられる訳もない。ヒヤリと冷たいそれで窄まりの口を弄られてヒクついた。

「物欲しそうだな」

そういうと躊躇いなく奥へと押し込められた。






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