htkt | ナノ


     通りすがり
        の
       なりそこない。


基本中二ですよー気をつけて!
1119
ReaMoe|Bla


ささやき

愛してる
あなたが好き


03:54



誰が君に


「死ねなんて」
「あなたが言ったのよ」

03:53



飢え死に

昔大きな蜘蛛が二匹いた。
それはそれは大きな蜘蛛で、蜘蛛の母はあまりに恐ろしくてそれぞれ名前をつけた。
兄蜘蛛の方は"かつえじに"
弟蜘蛛の方は"はあとれす"

始まり始まり

―――
昔書こうとしてた虫の小説
気持ち悪くなってやめちった



02:02



それは君を、

ぎゅう、と後ろからかかった力に
とがめはバランスを崩した。
「とがめ、小さいな」
そう呟く七花に瞠目しながら七花を見上げた。
すると七花はやっぱり小さいと言う
「そなたが大きいだけだよ」
とがめは言った。
それから何かを言いかけて口をつぐむ。
「でもとがめは小さい」
それに気付くことなく
何故か嬉しそうに七花は言う。
七花は言うのだ。

「そんなとがめが大好きだ」

ぐ、と泣きそうになった。

(そなたは裏切りを知らない)
(そなたは私を知らない)

--------------
心からの信頼を預けてくる七花が
少しだけ疎ましくて羨ましいとがめ可愛い



12:31



たかいところのあかいろ

ああ、あの人は、自分が嫌いなんだ
手首に、肉に、迷いなく爪を食い込ませるのを見て
そう思った


00:30



ああああああ

きみは しんだはずなのに
きみが きえないんだ
わたしのなかから こえが
ずうっとずっと
ないても わめいても
きみが きみを きみは…

(そうして足のない君は泣いたんだ)

00:05



がけの淵から

崖のフチに立っている感覚
フチをから下を見る
どうせ夢だ、飛んでも大丈夫
どこかにある、そんな安心感

ここは危ない
今の私は危ない

さあ、電車が来るぞ
飛び込んでしまえ!

誰かが叫んだ
だけど私は飛ばない
そうして今日も明日も生きてゆく


18:39


第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -