if and only if_GMひよにし屋N | ナノ

Garden


if and only if


参加者


GM.ひよにし屋
PL.夕紀乃/ユウム
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GM:それではインスタント「if and only if」を開始します!
宜しくお願いします!!!!!
ユウム:よろしくお願いします!
GM:・
GM:・・
GM:・・・
GM:【if and only if】
GM:目を覚ますと、知らない場所にいた。
拘束台の上に横たわり、着せられた検体服と共に、四肢や腰を固定されている。
頭に機械のようなものが嵌められていて、これもまた動かせない。
起きたばかりで、照明灯が眩しく感じた。
白衣の男:「目が覚めたか」
GM:誰かいる、男性だ。
髪は伸びっぱなしに跳ね、白衣と夕焼け色のワイシャツはだらしなくよれている。
こちらの様子を伺いながら、ノートに何かを書き込んでいるらしい。
白衣の男:「今から少々、実験に付き合ってもらう。
実験対象が大人しくしていれば、こちらも手荒な真似はしない」
ユウム:><まぶしい
ユウム:「……あのね、きみだれ? ここどこ?」
白衣の男:「夕樹かやね、研究員だ」
GM:男は話を進める。
ユウム:「けんきゅーいん」
ユウム:「(場所おしえてくれない)」(´・ω・`)
白衣の男:「今回は人工的に能力を開花させられるかの実験を行う。
確率は未知だが、腕を信用すればいい、能力の計算式すら解き明かした研究員だ。能力と言っても、二つある。
一つ、身体能力の一部を異常発達させたもの。
一つ、特定の単語を自身の性質に変換したもの。
こちらは未開拓の部分もあり、単語と自身の相性によっては失敗に繋がるだろう。
希望には沿うものとする、どちらを選択する?」
ユウム:「うー……?」ぐるぐる。むずかしいぞ。
ユウム:「……あのね、よくわからない」「なんでじっけんするの?」
夕樹:「未来の為だ」
夕樹:「可能性を確実なものにすれば、より良い未来に繋ぐことができる」
夕樹:「その為に、試作も兼ねて実験を行う。対象、どちらを選択する?」
ユウム:「みらいのため」「そっかー」納得したらしい。
GM:>><<
ユウム:「僕、おてつだい?なのかな。あのね、突然びゅーんってなって知らない場所だとおてつだいすることが多いってゆめちゃんが言ってたの」
「……でも、やっぱりむずかしい」ぐるぐる……。
ユウム:※選択肢の意味が解ってないようです※
夕樹:「……では、対象が異世界者だという点を考慮し、後者の実験に移らせてもらう」
夕樹:「失敗に繋がることもあるのは確かだが、異世界者は後者の実験と相性が良い」
GM:男は淡々と続ける。
彼に人間味がないのか、それとも、実験対象としか見られていないからなのか。
夕樹:「では、薬の投与に移る」
GM:男は腕にアルコール綿を這わせ、小型の注射器を取り出す。
針と、無色透明の液体が、明かりの下で輝いていた。
ユウム:「あのね、いたそう」ぴゃっ。
夕樹:「痛覚が反応するのであれば、データが取れやすい」
ユウム:「ゆーきかやねはどえす?」誰から教わったんだろうなこれ
ユウム:大体ユメトが主犯です。
GM:くそwwwwwww
夕樹:「実験に関係ない私語は行わない」
ユウム:「れーてつ」
GM:( ˘ω˘ )
GM:腕に鈍い痛みが走り、針が血管の隙間を侵入してくる。
GM:意識が少しずつ朦朧としてくるが、
落ちる程のものではなく、まるで静かに揺れる水面のよう。
GM:※自動成功含め、全てのスキルの期待値が半分になってしまいます
ユウム:「……ねちゃだめ?」
ユウム:むにゃーん……。
夕樹:「対象には幾つか質問に答えてもらう」
ユウム:「(だめみたい)」むにゃん……。
GM:上手くいったようだ、と男は何かをノートに記入していた。
夕樹:「実験対象が一番拘っているものを問いたい。
癖や、無意識に取ってしまう行動でも構わない」
ユウム:「むー…………うー…………とりさんがすき……?」?
夕樹:「……、手荒な真似を望むか?」
GM:そう言って取り出したのは、陳列された試験管だ。
桃、黄、橙、緑、青、紫の原色が、それぞれの中で揺れている。
ユウム:「? ???」わかってないです。拘ってるものだもん。
ユウム:とりさんへの拘りはぴかいちだもん!!!!!!
GM:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
どどんとふ:シークレットダイス
Schoice[桃,黄,橙,緑,青,紫]
DiceBot : (SCHOICE[桃,黄,橙,緑,青,紫]) → 黄
夕樹:シークレットダイス
どどんとふ:シークレットダイス
Schoice[出血,気絶,毒,麻痺,混乱,暴走,洗脳,暗闇]
DiceBot : (SCHOICE[出血,気絶,毒,麻痺,混乱,暴走,洗脳,暗闇]) → 麻痺
GM:シークレットダイス
GM:男は黄色の試験管を抜き、顎を掴んで強引に口を開かせてくる。
ユウム:やんやんだけはする。
GM:その抵抗も虚しく、口元に液体が注がれる。
GM:全身が痺れ、瞼も、唇も、指先も、思うように動かせない。
視線だけを男に向ければ、気付いたらしく、新たな注射器を一つ取り出してくる。
GM:何かを喋っているが、応えられない……
GM:……
GM:気付けば身体は元に戻っているだろう。
夕樹:「鳥以外に言うことは?」
ユウム:「…………」つーんって感じになってる。「拘りって言った」「僕、拘ってるもの答えた」「それでだめなら、知らない」つーん。拗ねたわ。
夕樹:「では、望み、或いはそれに準ずる願いはあるか?
どんな内容でも構わないが、ふざけたものにして後悔するのはそちらだ」
ユウム:「…………」拗ねてる。し、問いへの答えが難しすぎてぐるぐるする。
夕樹:「答えられないというのならば、直接覗かせてもらう」
ユウム:ぐすん……ってなってきてる。
ユウム:「……うー…………」ぐす。
GM:男はスイッチを一つ取り出す。
GM:【停止】
ユウム -> GM:「おはなししてくれない」「みんなと」「おなじ」
GM:男がそれを押した瞬間、
GM:脳が直接揺さぶられるような感覚。
頭蓋骨まで届くような痛みに、顔を歪める暇もなく。
遠くなりそうな意識の傍ら、『望み』あるいは『願い』の記憶が鮮明に蘇る――
GM:【memory】
ユウム:よわい
弱い
僕は弱い
もっと強くならないと
もっと
あいつを殺すために
あいつを
あいつって誰だっけ
なんで強くならなきゃいけないんだっけ
ぐるぐるして
わからなくなって
あたまが いたい
(憎悪という名前すら僕には分からなくなっていた)
(ああ、嗚呼、憎い、憎い、父を、母を、殺したあいつが、あいつらが憎い)
妖怪をみんなみんな斬れば
いたくなくなるのかな
GM:・
GM:・・
GM:・・・
GM:【if and only if】
GM:気付けば、拘束されたまま、明かりを浴びている。
記憶を思い出してしまったからか、
どことなく精神が消耗しているような気がした。
GM:男は何か、画面のようなものを見て、ノートに記入している。
GM:「保存は済んだ、次の質問に移る」
ユウム:「……」ぐったりユウム
夕樹:「実験対象にとって、一番の後悔とは何だ。
状況や、当時強く感じた自身の思考を表してほしい」
ユウム:「…………しらない」つーん。「おはなし、きいてくれない、言ってもいみない」完全に拗ねてる。ぐったり。
どどんとふ:シークレットダイス
S1d100
DiceBot : (1D100) → 62
夕樹:シークレットダイス
夕樹:「では、聞き方を変える。『殺されたことが後悔か?』」
ユウム:「……!」顔をあげる。「………………」まじめに考えだした。
ユウム:「たすけられなかったことが、いやだった」「よわかったことが」「つよくなかったことが」「嫌だった」
夕樹:「その後悔は、新たな強さを心底望むか?」
ユウム:頭がずきん、ってしてきている。
ユウム:「…………」「つよく、なりたい」「復讐の、ためじゃ、なくて、」「ぜんぶ守れるくらい、強く、なりたい」
夕樹:「では、以上の内容を汲み、実験対象が……」
夕樹:一度、そのペンを回し、
夕樹:「内容を汲み、実験対象が求める言葉はあるか。
造語でも構わない、なければこちらで選択させてもらう」
夕樹:これなら分かるかと言いたげに、煩わしそうな視線を向けた。
ユウム:>><<
ユウム:話そうとしてくれてる。
ユウム:「こと、ば、」ちょっとつらくなってきてる。「……僕、かんがえるの、にがて……」言葉はね……。目がお任せコースでって訴えてる。
夕樹:「強さが救う、強さで救う、『強救』」
夕樹:「問題は?」
ユウム:首ふるふる。「あの、ね、かっこいい、ね」へにゃん
GM:男は熱心にペンを走らせ出す。
GM:それは、いつまで経っても終わらない気がした。
何を書いているのかと眺めている内に、
薬の効き目が切れてきたのか、意識は鮮明さを取り戻していく。
夕樹:「……まだ、改変の余地がありそうだな」
ユウム:よし
ユウム:寝るか
GM:>>自主的<<
ユウム:あたまいたいんだもん
GM:男はこちらを見やり、新たに何かを書き加えた。
夕樹:「これで最後だ、悪いようにはしない」 聞いてる?
ユウム:「う?」まだ起きてる。
GM:男は新たな小型の注射器を取り出した。
数滴垂らし、ケースを伝ったその液は、まるで血のよう。
ユウム:「血?」輸血?
夕樹:「血液も混ぜているが、能力発動を促すための薬だ」
ユウム:「おくすり」びみょーな顔をしている
夕樹:「強くなるための薬だ」
男は再びアルコール綿を這わせ、針を向けてくる。
ユウム:「むー……」がまんしよう。
GM:鈍い痛みが走ったかと思うと、血管の隙間に侵入してきた。
GM:意識が遠くなっていく。
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:【停止】
GM:夢を見た。
ユウム:隣に人がいたときに、不覚を取られた。
大きな妖怪が腕を振り上げ、――フラッシュバック。
僕は、また、また……

『そんなの嫌だ」
そう心で否定したら、
指を届かせてくれたみたいに。
勇気をくれたみたいに。
力に、心に、強さが溢れて、それは『救える強さ』になった。
腕に襲われる前にその腕を落として、僕は妖怪を見事一網打尽にした。
後から知ったこと。
これは『強救』の能力だということ。
GM:・
GM:・・
GM:・・・
GM:目を覚ますと、何も覚えていない。
いや、夢の内容だけが、偽りの記憶として残っていた。
GM:【自然】
GM:「if and only if」終了です!!!!!!!!!!お疲れさまでした!!!!!!!!!!!
ユウム:お疲れ様でした!!!!!!!!!!
GM:報酬!
GM:自身の『強救』に関する偽りの記憶!
GM:あと!
GM:・彗星の検体服
白地に青のラインが生える、組織「Comet」専用の物。
検体服というよりは、中性的なワンピースに近いデザインだ。
その添えられたデザインは彗星をイメージして作られたものらしい。
立った襟元と、ゆったりと広がった生地は、前部分と腕が分かれる仕組みだ。
リボンやプラスチック製の留め紐で、普段は邪魔にならないよう固定している。
ユウム:わーい
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