シアワセ_GMひよにし屋D | ナノ

Garden


シアワセ


参加者


GM.ひよにし屋
PL.夕紀乃/ユメト・クラウニー
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GM:それではチャプター「シアワセ」を開始致します!!!!!!!!!!
祈れ!!!!!!!!!!!よろしくお願いします!!!!!!!!
ユメト:よろしくお願いします!!!!!!!!!!!!1(十字を切る
GM:【導入】
GM:探索者はいつも通りか、はたまた珍しいことか、夜ベッドの上で眠りについていた。
もしかすると、誰かに呼ばれ、導かれていたのかもしれない。
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:探索者は意識の底で、誰かの声を聞くだろう。
GM:「貴方は、死を知っているの?」
GM:拠点やダンジョンのことは頭に無く、無意識にでも、
自身の生まれ育った世界でのことを話そうとするだろう。
瞼はまだ開かず、新たな記憶も戻らないが、それでも探索者は理解してしまっている。
元の世界で、死を知っていたか、はたまた知ろうとしていたか、否かということを。
ユメト:「…………」脳裏に浮かぶのは自身の両親のこと。不思議な写真にも写っていた、自身の、父と母。
GM:「そう、貴方、知っているのね」
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:【シアワセ(××××)】
GM:探索者はその世界に立っていた。
GM:更地だ。跡形という言葉すら似合わない程の、どんな跡もない更地だ。
乾いた灰色の地面が続き、空は黒に包まれている。
GM:貴方はこの光景を知っているだろうか。
あるいは似たような場所を見たことがあるだろうか。
知っているのであれば、思い出しても良い。
ユメト:モノクロの世界はあまり縁が無いかもな。特にぴんと来るものはないだろう。
GM:景色の中に、一つの道と花売りの少女が存在する。
花売りの持つ籠には花が数本入っていた。
ユメト:「……」誰だろう。花売りさんとそのお花に幻視してみようかな。じー。
GM:「幻視」→花売り
目が合う。赤に近い、橙色の目だ。
花売りの瞳は夕日のように丸く、瞳孔の代わりに白い花が顔を覗かせている。
花に詳しい者であれば、それがユウガオだと気付いても良い。
GM:花は小ぶりなものが様々な入っている。
GM:に
ユメト:「……?」そこだけ色がある、と思うのかな。籠の花はモノクロなんだろうか。
GM:籠の花もモノクロだ。だからこそ、その橙色だけが夕日のように鮮やかだ。
ユメト:ふわふわと夢の中のような、そんな心地であるのなら。ふらり、花売りの少女に近づいて、ただじっと見つめるだろうか。
GM:「これからお墓参りですか?」
GM:花売りは不思議そうに尋ねてくる。
ユメト:「……おはか?」首をゆるりとかしげる。
GM:「あの道を進むとお墓があるんですよ」
「一輪、持っていきますか?」
そう言って花売りは貴方に花を渡してくれる。どんな花かは、探索者に委ねよう。
ユメト:「…………」その花を受け取ろう。いっそ朝顔とかどうだろうとかしてる。
GM:では朝顔で( ˘ω˘ )
ユメト:( ˘ω˘ )b
ユメト:モノクロの朝顔を手に、ぼんやりとしているだろう。どうすれば、いいんだろう。道、すすめば、いいのかな。
GM:「お墓参り、行ってらっしゃい」花売りは手を振ってくれている。
ユメト:「……」
ユメト:手を、ふっているのを見て。……ふら、と道の先へ歩を向ける。
GM:では、先へ。
GM:貴方はいつの間にか崖の端まで来ていた。周りに花が美しく咲き誇っているだろう。
貴方しかいないこの夢で、崖の隅に一つの墓が立っている。
GM:この墓を見ると名前が書いてある。探索者の知っている、死者の名前が。
ユメト:"タクト・クラウニー" "クレア・クラウニー"
ユメト:その二人の名だろうな。
GM:花は手向けてみますか?
ユメト:「…………」とうさま、……かあさま。声は出ない。出す気力さえないような。
ユメト:ふと手にしていた花を思い出したように、そっとお墓に手向けよう。
GM:花はそっと、寄り添う。
……。
GM:……貴方はいつの間にか、記憶の中の光景にいる。
忘れていた記憶でも、既に思い出していた記憶でもいいだろう。
GM:貴方は自身の「身に覚えのある死に際」に関する記憶を思い出す。
あるいは、「見覚えのある死」に関する記憶を思い出す。
元の世界でそのような記憶がない場合のみ、ダンジョン内の記憶でも良い。
ユメト:目の前で、父様の体が、冷たくなっていくのを見ていた。幼い僕が、それを、何もできずに見ていた。
ユメト:光の射さない屋敷の中で、僕は、無力だった。
ユメト:気づけば目の前に祖父がいた。あれ、ぼく、とうさまのそばにいたはずなのに、
ユメト:とうさまはどこ?
ユメト:目の前の男が、歪に笑った。
ユメト:その男の、視線の先に、黒い何かが、燃えて、
ユメト:……とうさま?
ユメト:なあ、とうさま、ぼく、なにもみえないよ。ぜんぶ、まっくろだ。
GM:声が聞こえ始める。「たすけて」という声が。
それは、貴方の声だったかもしれない。あるいは、見知った声だったかもしれない。
GM:いいのだろうか、それで。
ユメト:「……ぁ、」ひゅ、と息が詰まる。記憶があいまって、父の声に聞こえてしまったのかもしれない。
ユメト:だって、あのときは無力だったけど、
ユメト:今なら、ちゃんと、助けれるって、そう、思って、
GM:……「いいの?動かなければ、進むことも、戻ることもできないかもしれないのに」
GM:誰かの声が、尋ねる。
ユメト:声に意識をひっぱられる。なら、行かないと、だって、助けてって、言って、あれ、でも、とうさまは、もう、
ユメト:思考がまざる、全部ぐちゃぐちゃになるような、もう、なっているような。わからない、こわい、でも、なんとかしないと、
ユメト:――あれ、ぼく、また、むり、してるの、かな。
ユメト:ぺたん、とその場に座り込む。
ユメト:「……」「ごめん、なさい」ぼく、よわいから、なにもできないんだ。
ユメト:それが助けを求める声に向けたものか、それとも思考に浮かぶ友人へのものかは、きっと本人にもわかっていない。
GM:【停止】
GM:「……」
GM:「いらっしゃい。私の夢へ」
GM:そう優しく笑っていたのは、あの花売りだった。
GM:【編集後記】
GM:はい
ユメト:はい
GM:<夢に残る選択をした場合>
クリア失敗です。貴方は夢に囚われ、いつまでも抜け出せないでしょう。
GM:お疲れ様でした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ユメト:お疲れ様でした!!!!!!これあかんやつや
ユメト:帰りたいしてたけどメンタルがだめだったなってしてる。自立しませう。
GM:夢に囚われてしまった場合、クリア失敗のまま戻れなくなります。
その間探索者は体をベッドに残したまま、夢を見続けることになるでしょう。
夢から抜け出し、拠点に戻るには、
このシナリオに訪れる別の探索者に救出してもらわなければなりません。
GM:常時このシナリオに張り付いている必要はありません、コマ情報が変わっても良いです、
予定の合う当シナリオのセッションに同行してください。
その際、メイン探索者に救援できそうなスキルを組み込んでもらいましょう。
GM:よかったな近日にあと2、3回はやるぞ(十字切り)
ユメト:はっは(十字切り
GM:夢から出られたのであれば、クリア失敗者もクリア成功とします。

2週間目覚めなかった場合、外部からの強い干渉で起こしても構いませんが、
その場合はクリア失敗のまま終わり、報酬を貰えません。
状態異常解除の程度では起こすことができないでしょう。
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