文 | ナノ
(ラッキー!もう、1回!)

目が覚めると、真っ暗だった。
あれ?とまた瞼を閉じて、瞼を開けてを繰り返してようやく何か布の様なもので覆われている事を理解した。

ど、どういうこと!?
しかも、両手も動かない!!

必死に、両手を動かしても何かに縛られているのかビクリともしない…しかも、ギッチリ縛られていて痛みが出てきた。
諦めて足をバタバタさせてみると、何か…というか、確実に腕に足を掴まれて静止させられた。

「なっえぎーおはよう!大人しくしようね」
「え!?この声…江ノ島くん!?なんで、部屋に…ってか、これ何なのさ!」
「朝、早く起きちゃってさー」
「え?そ、そうなの?」

目隠しされてるせいで、江ノ島くんの表情は分からないけど、嫌な予感しかしない。
さっきから股間がスースーするし、これはどう考えても下半身は裸でなんとか、上の服は着てるけど、江ノ島くんに見られてると思うとどうしても意識してしまう。

「なんとなく、フラフラ散歩してたらいいもの見つけちゃってさ〜」
「へ、へぇ〜そ、そうなの?」
「だから、苗木に使おうと思ってさ!ってか、さっきから苗木のが起ってきてるけど大丈夫?」
「〜ッ!!」

誰のせいだよ!と叫びたかったけど、グッと我慢してこらえた。

「は、恥ずかしいんだよ!早く放してよ!」
「う〜ん‥じゃあ、今から俺が見つけた【イイモノ】を当てたら放してあげる。」
「え、当てるってどうやって?」
「こうやってだよ」

その言葉と同時に、ジャラッという複数の金属がぶつかる音がして、僕の後ろの穴にグッと押し込んできた。
冷たい硬いものが僕の穴を押し広げて入ってくる感覚に、悲鳴をあげた。

「うあっ!つめっ!やぁあ!」
「これ、当てたら放してあげるよ!」
「うえ…なにこれぇ…か、かたい…」

1つ中に入ってきた異物を必死に締め付けて、確認したけど小さく硬いという情報だけで、分からなかった。
このまま…なの?とか、諦めながらも必死に考えたが分からなかった。

「わ、わからないんよ…か、かたくて…小さくて…なにこれ…」
「えー?わからない?じゃあ、このまんまだよ?」

きっと、江ノ島くんはニヤニヤしながら見てるんだろう…。
悔しくて、少し泣きそうになりながら必死に推理した。
さっき、聞こえた金属音や複数見つけたという発言…そうか!わかったぞ!

「メダル…?わ、わかった!モノクマメダルでしょ!」
「はっやー分かるの早すぎでしょー。もうちょっと俺を楽しませてよ。」

そういいながらも、お尻の中の異物は消えていったので、どうやら出してもらえたようだ。
ホッとしながら、ようやく開放してもらえるのかと思った。
でも、いつも僕が嫌がるのを見て喜ぶ江ノ島くんが、こんな事で終わるわけなかった。

「じゃあ、最後の問題!今度はなーんだ?」
「え…さっきでおわりじゃ…ッ!?」

瞬間、熱い何かが入ってきた。

「あっ…はぁ…いやぁ…あぁっ」
「さぁ、これなーんだ?」

シュルリと、目に巻いてあった布が外されて、白く眩しい視界が広がった。

「時間オーバー。俺のムスコでしたー」
「やぁ‥はぁっ…えの・・・しまく…ん…」
「そんなに締め付けないでよ。今、動いてやるからさ」
「うっ!うごかないでぇ!あぁ!やぁー」

激しく、突き動かされてお腹が苦しくなる。
でも、ゴリゴリと良い所を突かれて甲高い声が出てしまうのが恥ずかしくなる。

「何、苗木恥ずかしいの?でも、めちゃくちゃ締め付けてるけど?嬉しいの?どっち?」
「あっあっ…はず…か…し…はぅ!」
「やっべ…今のきたわ…締め付けヤバイ…もういくな?」

一気に突かれ、ビクリと体が痙攣してそのまま自分の腹の上に欲望を吐き出した。
江ノ島くんもすぐに僕の中に吐き出して、お腹がじんわりと暖かくなる感覚に体から力がぬけ、クタリとベッドに沈んだ。

「あーあ。跡ついちゃった。」
「うう…なんで、こんなことに‥」
「あー。モノクマメダル見つけたんだけど、ガチャするより苗木に入れたほうがいいもの出てくるんじゃないかなって思ってさ。」

一休みして、意識を取り戻した僕にニヤニヤ笑いながら江ノ島くんはそんな事を言ってのけた。
僕は、呆れてものも言えなくなって布団をかぶり、不貞寝を決め込んだのだった。

END






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