蛇足
◆◆◆124で以下蛇足◆◆◆



「カラ松くぅん……」
「なんだ」
「『いちまつ、かわいいな……(イイ声)』じゃ、ねえんだよ!!お前演劇部だろ、もっと台本通りちゃんとやってよぉ!」
「ええっちゃんとやってるだろ!イタリア語もちゃんと勉強したぞ!?」
「ガッティーだかミャゴラーレだか猫関連のものばっかり覚えやがって!いちまちゅ〜狙いって最初っからバレバレなんですけどぉ!もっと女好き設定生かせよ!!!バカップルはここでもしなくていいんだっつの!」
「でも一松可愛かったんだもん……」
「うるっせー!もうそれ素じゃん!いつものお前じゃん!」
「ふっ、俺に怯える一松っていうのも新鮮でよかった……いつも憎まれ口を叩いているから、こう、無理矢理泣かせたくなるような欲がむくむくと……いいよな、マフィア……クク、権力で有無を言わせずぐずぐずにしてやりたくなる」
「ヒエ〜ッwwwwwwサイコパス怖いよお!」
「ッハァン!そう!いつだって一松は俺のファムファタール!」
「いててててて!助けていちまちゅう!カラ松が痛いよお」
「クソ松が痛いのはいつもの事でしょ」
「一松!そんなに俺のことを気にしてたなんて知らなかったぞ!俺の名前を呼ぶときに『からまつ…』って呟いたとき正直勃起が止まらんかった」
「ひえっそんなしゃべり方してないしやめてよらないで」
「そんなことわざわざ報告しなくていいからね!?てか一松お前も流されやすすぎじゃね!?横顔かっこいいよぉじゃねーからね!ちょろ過ぎてお前がチョロ松だらね!?世の中の一松猫で釣られ過ぎだからね!大丈夫!?」
「世の中のチョロ松だってにゃーちゃんに釣られてるじゃん…」
「いーやうちの三男は転売ダフ屋オークション絶許マンだからね!欲しいものは気合で手に入れ落ちた時は潔く諦める漢だからね!モブおじさんに騙されてにゃーちゃんコスしないしちょろリンにもならない!」
「お、おれだって成人男性だし、そんな猫に釣られないし……」
「ウッソォ?おれ猫に釣られて路地裏に連れ込まれて一松の『お前がネコになるんだよ!』ってやつ何回も見たことあるよ!?」
「お願いだからそんなの見ないでおそ松兄さん!!!」
「そうだそうだ!一松の尻は俺の物だ!誰にもやらん!」
「おっめーは一松とやる事しか考えてねーだろーがこの下半身松!」
「えっ」


「ねえこのクソホモ松兄さん達何の話してんのォ!?」
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