現代の生活に鬱々してた女の子が不本意に転生し、織田家の末っ子になる話。性別は女→男に。

鬱々した性格がお市、身体というか潜在能力が信長という最強の道いってんじゃないの的主人公。
だがしかし本人は上二人が頑張ってるんだから頑張らなくていーじゃんなニート。
猫っ毛でふわふわな黒髪をボサボサのまましているがナチュラルヘアーだと言い張る。
色は兄姉に習って綺麗な黒髪黒目。が、何が起こったのか片目が真っ白で母親に忌み嫌われるという結果に。
他の人たちも気味悪がって変な目で見てくるため鬱々とした性格のため完全なるヒッキーに。もちろん片目には包帯常備。

片目を見ても受け入れてくれた兄姉に無意識に依存。そして兄姉そんな弟に対してブラコン発揮。

主人公乱世なんてー精神で戦に参戦する気ゼロ、のくせに小さい頃母親から身を守るためにbsrの能力が開花、もちろん闇。能力は未知数。

ある時ひょんと前世での教えや知識を口にしてしまい知識人として噂になる。主人公、おもいっきり不本意、勘違いしないでよ…な状態。

「僕…甘いものが食べたいだけなんだけど…」

甘いものが好き。
ご飯より甘いものが好きでほっといたら毎日甘いもので生きる。
着物を着るのも動くことも自発的には一切しない完全に社会を馬鹿にしてる主人公、織田家に生まれたからこそ出来る技、基本自室で横になるだけで何もしない無気力…といえば聞こえはいいけど本当に人形のような主人公。
生きる気力というものが感じられない。

主人公のお世話をするのは主人公に拾われた双子の忍者。女と男でそれぞれがまた特別な事情をもち二人して里の者に殺されかけ瀕死の状態のときに主人公に拾われる。主人公大好き依存気味。

のらりくらりと私生活は本当にだらし無いが顔のよさと余りの出来なさが女の人の母性本能を擽るようで甘味屋にいったら奢ってもらえることが多い。でも母親のこともあって実は女性は若干苦手。けど奢ってもらえるときは奢ってもらう。

キレたら流石織田家という程の力量を発揮。
でも余りにも痛々しい様子に小十郎らへんは思わず小さい頃の梵天丸を思い出してしまいちょっと気になってしまったり。

鬱々鬱々ネガティブで諦めの早い佐助のような人間がイラっとするような無気力人間。

そんな彼(彼女)のお話。
設定は暗いけどほのぼのがメインな淡々とした話、最後はシリアスになることが大有り。

この関連で主人公が前世で生きていた世界に逆トリップしてみてもいい。
主人公もbsrというゲームのプレイヤーとして入っていてそれが普通になっている。さらに史実になかったはずの自身の存在もあってあれ…?となる。

「へぇ…僕この世界の史実では10歳で母親に殺されてるんだ…」

じゃあ何で今僕は生きているの…?

「…ゲームのキャラクターになっちゃったから…?」

ていうか僕戦いなんてするのかな、した覚えあんまりないんだけど。


と、他武将に織田という立場故に警戒視されている上に(お付きの忍以外の)人の作った物以外は口に出来ない、しない、さらに着替えも自分で出来ないしないで逆トリした場所でも部屋に引きこもり。

そんな主人公を気にかけるのがやはり小十郎と意外にも政宗、それからアニキ。政宗は主人公の過去に共感を得てしまい俺には小十郎がいたがこいつには…と重ねている部分があり。
アニキは世話焼き精神というかほっとけない。
佐助は同情するけどなら勝手におっ死んどけよ、とかなり嫌な奴になる予定。
でも徐々にほだされるよ、だってオカンだもん。
そして意外にも懐いた主人公が料理中でも何処でも離れないというヒヨコみたいな状態になってしまいああぁ可愛いいいと思ってしまう。
主人公実は抱き着くの大好きだったりする裏事情。


逆トリした場所の主は温厚な青年。
大学生のくせして穏やかな父親のような慈愛を持ってる凄い人。主人公を甘やかすのが大好き。ゲームをしてた時から主人公が大好きすぎた人なので実際に懐いてくれて超デレデレになっちゃう人。


逆トリップ話は主人公に優しいお話であったらいい。愛されて、幸せになって、生きて。
そんな思いが生まれれば…いいなぁ。








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