別にこれは転生でも転生でなくてもいい、迷い中なのでまぁとりあえず転生を前提として。

主人公は何処か人間的に壊れている人で、基本的に人を愛しすぎている人。人という存在が好きすぎて老若男女問わずとにかく人を愛したい優しくしたい心を傾けたいという人。愛するというのも恋愛という意味でなく親愛に近い。
なので転生前の職業は人を慈しみたいという思いから医者になる。けれどその性格故か全くの赤の他人一人一人に心をかけすぎて、病気や寿命でなくなっていく人たちに対する虚無感であったり喪失感なんてものが大きすぎ、それに心が耐えきれずに自殺、後灰男に転生。

転生先でも人を慈しみたい愛したいという気持ちが抑えきれずこちらでは小さな街で神父になる。恋愛をしたいわけではなく自分が人を愛したいわけであり、相手から愛されたいという思いは得にない。
ので、人にたいしてとても優しく穏やかであるため周りの人からは熱烈な信仰を受けている。勿論犯罪者であっても同様、あまりの慈悲深さに対し罪をおかした人が悔い改め改心していく始末。

AKUMAがいない。この小さな街の周りでは幾らかAKUMAが出ているというのにこの主人公のいる街だけ一切の存在が確認されていない。のため、逆に違和感があると教団の目にとまりエクソシストが派遣される。派遣されるのは原作より前にしたいので必然的にラビと神田か…いや個人的にはマリも捨てがたい、マリ好きです。

そんなこんなで街に到着、特にこれといったものも何もない小さな平凡な街。ただひとつ街に一つだけある教会が少し立派なくらい。でもこのご時世では普通も普通な教会。エクソシストたち情報収集を始めそのなかでこのまち唯一の神父である主人公の存在を知る。

「あの人はなぁ、本当に優しい人だよ。俺が奥さん亡くしたときにな、葬儀が終わって一人棺の前で項垂れてたんだよ。そんときあの人がきてさ。俺ァてっきり慰めの言葉でも言われんのかなって、やけになってたんだわ。この人も他の奴等とおんなじ同情して慰めの言葉はいて、元気だしてなんていってくんのかなって。でもな、あの人俺の隣に並んだとかと思うと突然ボロボロと泣き出してなぁ、〇〇さんはの作るアップルパイは私の大好物でした、なんていきなり俺の奥さんのこと語り出すんだわ」

「子供みたいにボロボロボロボロ涙溢してよ、一番悲しいはずの俺を越して誰よりも寂しがって哀しがって逆にこっちが慰めてやりながらよぉ。そんで言うんだよ、あの人は。俺は一人じゃないってな。ぐっしゃぐしゃの顔したまま寂しくなったら自身のもとにこいと。亡くなった人のことを忘れるんじゃなくて、今みたいにたくさんたくさん話そうと。思い出を話せば話した分だけその人は生きるから、生き続けるからって。変な人だろ?でも、俺は確かにその言葉に救われたよ。あの人の存在は心を軽くしてくれるんだ」

そんなこんなでこの街にAKUMAが出現しないのはその神父の存在があるためと確信し主人公に接近する。で、何かしらのきっかけで教団につれていき原作軸へーとしたい。適合者になるかは未定、もしくは教団にいくかすら未定。まだ教団の協力者という位置もあったりする。
そもそもこの街の住人たちの主人公に対する思いが信仰に近いのでまず連れ出そうとするところからが大変難しい気がする。

てか詳しいものを書いたメモを無くしたために上手くまとまらない、早く見つけます。






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