これも3をやってて思ったのですが。
はじまりは2の時代、豊臣が天下統一に一生懸命なときに毛利とか竹中とかを唖然とさせる天才軍師的主人公がいたらいい。
主人公は転生者で現代っ子精神が人よりも発達してる所謂ダメ人間。嫌いなことは面倒なこと。戦国に生まれとにかく衣食住の確保とこれからの生活の安寧のためだけに現代で培った優れた脳をフル活動。

生まれたのはそこまででかくないが程々の大名家。の息子になる。が、父がこれまた温い人でこのままだったらお家攻められる、それは免れなくては、となる。

「仕方ない…、父上、私に案がございますが」

普段は部屋に篭って寝てるか女中たちと遊んでるか城下町で遊んでるかなとにかく楽して生きたいダメ男。
が、父にまかせてたらそんな何もせず遊ぶなんてこと出来なくなるから領地を奪われるとか真面目勘弁、手柄とか全部父親にあげるからさ、本当周りどうにかしてよねな結論に。

「もうさ、ダルいんだって何かすんの。でも苦労もしたくないわけ、わかる?手柄なんて立てて有名になったら命狙われるかもでしょ?そんなの望んでないんだってば」

そんな折、天下統一目指した豊臣に攻められる。父親主人公にどうすればいいかと泣きついてくる、普通なら降伏すればいい所で主人公何を思ったかよし豊臣に対抗してみような考えに。

「…はっきりいって俺頭脳で竹中に負ける気しないんだよねぇ」

その言葉通り竹中の考えた策のさらに上をいき豊臣の攻撃を退ける。これには竹中が一番唖然、これはいけないと攻めることをやめて配下にくるよう説得するため父親と面会、が、父親を見てこんな奴が竹中のたてた策を講じるとは思えないと不審を抱く。そして息子を紹介すると言われ主人公でてくる。

「はじめましてぇ?…豊臣軍軍師の竹中半兵衛、殿?」

気崩した着物に気だるげな風貌、襖に寄りかかっている体躯は程々で容姿は整っている方な主人公。竹中主人公見て自身の策を破った曲者は主人公だと悟る。

「何で君が表に出てこないんだい?」
「…簡単だよ、んなこと。面倒なだけ」
「君ならその頭脳を持って天下を目指すことも有力な家に自身を売り込むことも可能だ、なのにそれをしようとしない。面倒、本当にそれだけの理由で…」
「だぁかぁらぁ、面倒なの全部。俺がこの頭脳を周りに見せたら?そら引っ張りだこだろうよ、俺あんたを出し抜ける位だし?」
「…」
「でもそんなの本当いらないんだって、命を狙われたら?その対策も面倒だろうよ」
「だが君は…、城下の対策や税の対策その他諸々も指揮してるようだが」
「あ、気付いてたの?」
「それはね、あんな地位だけに固執するような者が細々と気にかけられるわけがない」
「ぷはっ、確かにぃ。…城下のはあれだよ、税絞って俺が豪遊してもいいんだけどね、でもそんなことしてたら反乱とか一揆とか?んな面倒なこと起こっても対処する方が面倒だしね。税も一緒。逆にこまめに気にしておけば、城主様は自分たちのことを考えてくれる!ってなるわけ」
「…」
「人の人望って結構大事なんだよねぇ、面倒でもコンタクト…関係?接触?しとけばいざってときに役立つし」
「…確かに城下での君の評判は相当なものだったよ。賊に悩んでるなんて話も一切聞かなかった」
「だしょ?賊とか野党とかは金がないなら奪え!みたいな考えでやるんだからさ、だったらそういう奴らがいたら徴兵で城に招きいれるか働く場所を提供するかして衣食住を保証してやればいいんだよ。討伐とか?マジ面倒だし。なら多少面倒でも最小なものを選ぶ、これ常識」
「、君は凄いね」
「俺がいかに面倒をよけて苦労をかけず生きていけるかを考えた結果だよ、今んとこそれが最良なわけ」

誉めてくれていいけど?とか無駄に傲慢でだらだらしてる外面だけはいいダメ男基主人公。
結局何だかんだで半兵衛と仲良くなり豊臣の竹中の無二の友の位置に落ち着く。勿論所属は豊臣に。

「今以上に楽出来るさ」

半兵衛の台詞が決定打。
秀吉にも半兵衛にもズケズケとモノを言うグダグダな主人公に豊臣の人は不審がるが、戦になると(半兵衛に言われて渋々)凄まじく突飛な策を講じ必ず成功させる主人公にすげぇってなって秀吉、半兵衛と並ぶ豊臣の中心に。
勿論三成も秀吉に続いて半兵衛、主人公を敬愛。
豊臣と組む前から基本部屋に引きこもってたニート主人公、周りには何故か体が弱いとか思われており、三成めっちゃ主人公心配する。

「○○様、大丈夫ですか、顔色が良くないようですが…!」
「あー、うん大丈夫大丈夫、久しぶりに太陽浴びたからね」
「君が不健康すぎるんだよ、一週間ぶりかい?君が部屋からでるのは」
「うっせ、動くのがたるいんだよ」
「(聞いてない)クソッ太陽め!お体の弱い○○様を苦しめるとは何様のつもりか!斬滅してくれる!!」
「いや三成君ソレ無理じゃね?」
「○○が病弱…ぷ、」
「おいくら半兵衛聞こえてんぞコラ」

半兵衛の病気は主人公が現代の知識で治っちゃうんだぜーな無理矢理設定。

「あんたの病気なら治るよ」
「っ嘘を言わないでくれ、この病気が治るわけ…っ」
「この俺様が言ってんだよターコ、治るってな」
「君はっ」
「あーもう、俺の予想が正しかったら本当治るんだからそんな興奮しないの」
「○○…」
「面倒くさがりな俺がここまで言ってんのよ?親友の言葉位信用しちゃえばいんじゃねぇのー?」

3キャラを含めた豊臣軍のほのぼのを書きたいがためだけに半兵衛と秀吉をリストラさせないんだぜ!
主人公が予想以上に傲慢で自由でダメ男な予感!
顔はいいんだよ!性格があれなだけで!






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